北国への関心と記者職を志望していたためです。学生時代、スキー部の合宿で毎年北海道に訪れていました。真っ白な雪景色に引きつけられるとともに、住民はどんな生活を送っているのか関心を持ちました。そんな中で記者を志望しメディア関係の会社に入りましたが、思い描く仕事とは異なり転職を決断。雄大な自然を誇り、アイヌ文化など本州とは異なる風土の十勝に目がとまりました。雪かきの負担が少ない地域で、夕刊紙のため生活リズムがつくりやすいと感じたことも決め手です。
池田支局の支局長として、池田、豊頃、浦幌の3町の取材を今年5月から担当しています。取材は町議会をはじめとした行政、農業、観光とカバーする範囲は広いですがその分毎日が新鮮です。特に地方は車社会で人口密度が低いことに加え、少子高齢化も進んでいることから町を歩く人の姿はあまり見かけません。しかし取材をするとさまざまな取り組みに励む人の姿が見えてきます。中高生の居場所づくりに取り組む飲食店や地域に住む外国人との交流イベントを企画する有志、地元の原料で製作したしょうゆ造りに励む農家など。記事が掲載された後には感謝の言葉をもらうことも多々あり、やりがいを感じます。記事の反響を肌で感じるのは地域紙ならではかもしれません。
まずは支局内の仕事をミス無くこなすことに尽きます。支局赴任前は軟派グループ(旧社会部)に所属し、文化と医療・福祉を中心に担当していました。行政や経済の取材にはあまり触れてきていなかったため、議会や組織の決算などの取材に手間取ることがあります。地方取材の基礎を固め、その中でほかの地域には知られていないが応用できる取り組みなどを発掘し、地域の活性化に貢献できる記事を書いていきたいです。
「No challenge No life」。元プロバスケットボール選手の森下雄一郎さんのモットーです。中学はバスケ部に所属しており、身長が170センチ未満にもかかわらずNBA選手を目指す森下さんの姿に刺激を受けました。
2人の娘がいるので、休日は公園やドライブに連れて行っています。都会と異なり、渋滞や人混みに悩まされることはありません。暑い日はありますが、蒸し暑い日は少なく、水遊びできる公園があるのも十勝の魅力だと感じています。