学生時代からイベントを通じた地域活性化に関心があり、地域に根差した仕事がしたいと考えていたため、勝毎の徹底した地域密着の姿勢に強く共感したことが理由の1つです。また、新聞や電子版、ケーブルテレビ、コミュニティFM、フリーマガジンなど、異なるメディアが同じ建物に集約されている複合メディアの体制に大きな可能性を感じました。1つのイベントをきっかけに、さまざまな角度、切り口から十勝の魅力を発信できる点に惹かれ、入社を決意しました。
自社主催事業の企画運営や自治体・官公庁への企画提案、委託事業を担当しています。とくに印象に残っているのは「勝毎花火大会」です。入社してすぐに準備に携わりましたが、1時間半の打ち上げのために1年をかけて準備を重ね、会場設営だけでも約1か月もの期間を費やすことに驚きました。炎天下での草刈りや看板設置など汗だくの作業の日々。しかし、多くの人の想いが集結して心に深く刻まれる瞬間を創り出せることに大きなやりがいを感じています。花火が上がる前の緊張感、そしてお客さんの歓声に包まれた瞬間は何物にも代えがたい経験です。
また、入社1年目から現場の責任者としてイベントを任せて貰えたことも貴重な経験でした。企画から運営まで、1つのイベントを成立させることは大変でしたが、大きな自信につながりました。
今は任せられている仕事の内容をしっかりと理解し、自分の仕事の幅を広げることに集中しています。そして、将来的には自分自身で新しいイベントを企画し、成功させたいと考えています。そのために、十勝に限らずさまざまな分野に興味を持ち、知識や視野を広げることを意識しています。イベントは1人の力ではできません。多くの人に信頼され、協力してもらえる存在になることが、よりよい企画の実現につながると思っています。イベントを通じて、十勝の魅力を発信し、地域に新たな価値を生み出せるような仕事をしていきたいです。
「逆境を笑え」
元メジャーリーガーの川崎宗則さんのこの言葉を座右の銘にしています。仕事が上手くいかない時もありますが、時に苦笑いや作り笑いでも、前向きな気持ちで立ち向かう勇気をもらっています。
休日は十勝管内をドライブして好きな温泉めぐりをしています。計画せずに出かけることが多いのですが、道中で偶然美味しいお店を発見する楽しさがあります。初めて住む十勝でまだ訪れていない場所がたくさんあるので、もっと色々な所に足を運びたいと思っています。