北海道・十勝/NPO十勝文化会議「文化創造」

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第13回大とかち俳句賞 入選・入賞作品決まる

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第13回大とかち俳句賞 入選・入賞作品決まる

第13回大とかち俳句賞全国俳句大会 入賞・入選作品
「空」一切をテーマにした課題句446句、雑詠句508句の計954句が寄せられた。主な入選・入賞作品を紹介する。なお選者特選句の中の空欄は、類似句を除外したため。

課題句 課題/「空」一切(空という字の詠み込みも可)
<入賞作品>
■大とかち俳句賞
大空と大地一線麦熟るる   堀井節子(音更町)
■十勝毎日新聞社賞
星空を残し花火師去りにけり 田湯岬(札幌市)
■北海道十勝総合振興局長賞
一枚の空一枚の大青野 すずき春雪(札幌市)
■帯広市教育長賞
ぼうふらの空飛んでゐる水の中 小島康司(札幌市)
■十勝文化団体協議会賞
青空の似合うトマトと長男と 田沼美智子(千葉県南房総市)
■帯広市民劇場運営委員会賞
八月の空をリュックに入れにゆく 加藤功(豊頃町)
■東北海道現代俳句協会賞
蝦夷の空知り尽くしてや燕去ぬ 鈴木一舜(札幌市)
■十勝俳句連盟賞
書置きはせず麦秋の空だから 粥川青猿(音更町)
■優秀賞
大空の銀河鉄道無人駅 園部早智子(札幌市)
開墾の蓑着る像や空高し 石川博(帯広市)
空の青さ海の青さや沖縄忌 平田リヱ(釧路市)
空っぽの郵便受けや鳥帰る 松原静子(帯広市)
空港の国際線に新茶の香 木幡嘉子(福井県あわら市)
■佳作
田に水を張れば寄りくる空の雲 吉田洋子(釧路市)
漆黒の空使ひ切る大花火 中森千尋(札幌市)
空席の目立つ夜汽車に毛糸編む 高杉杜詩花(釧路市)
神々に旅はじまって居る夜空 五十嵐一雄(石川県金沢市)
戦なき空の青さや田水張る 庭田一美(札幌市)
六月の空ころがして逆上がり 岡島貴子(芽室町)
蝉時雨防空壕に残る辞書 亀松澄江(札幌市)
夏至の空騏驎の頭動かざる 三浦斗久舟(中札内村)
睡蓮のあはひの空を覗きけり 小林布佐子(旭川市)
空席に虫籠ひとつおかれあり 金行康子(新十津川町)

<選者特選作品>
●金子兜太
第1位 青空の似合うトマトと長男と 田沼美智子(千葉県南房総市)
第2位 田に水を張れば寄りくる空の雲 吉田洋子(釧路市)
第3位 若布刈る他人の空似父の影 金田一波(利尻町)
第4位 六月の空ころがして逆上がり 岡島貴子(芽室町)
第5位 八月の空へ不戦を祈りけり 沼尻世江子(函館市)

●水原春郎
第1位 十勝野の空まで続く薯の花 菅家和子(大樹町)
第2位 七十年けじめの空や原爆忌 薮田慧舟(むかわ町)
第3位 蝦夷の空知り尽くしてや燕去ぬ 鈴木一舜(札幌市)
第4位 空を見て耕人明日を占へり 宮本わこ(大樹町)
第5位 夕焼の空が呑み込むホームラン 菅原湖舟(札幌市)

●嶋田一歩
第1位 星空を残し花火師去りにけり 田湯岬(札幌市)
第2位 花こぶし空を広げて匂ひけり 伊藤貞子(広尾町)
第3位 ふらここや音なき空のあるばかり 野勢英一(幕別町)
第4位 一村の空より知らず鯉幟 川内谷弘美(松前町)
第5位 蝦夷の空知り尽くしてや燕去ぬ 鈴木一舜(札幌市)

●荒舩青嶺
第1位 開墾の蓑着る像や空高し 石川博(帯広市)
第2位 空の裾捉え大地の馬冷す 葉山彰(福島町)
第3位 空襲を知らぬはらから冷奴 吉田洋子(釧路市)
第4位 牧牛や蝦夷六月の空の艶 鈴木牛後(下川町)
第5位 大空と大地一線麦熟るる 堀井節子(音更町)

●尾村勝彦
第1位 大空を全開にして夏来たる 小田嶋京子(帯広市)
第2位 あの空の燃える記憶や原爆忌 村上トヨ子(新ひだか町)
第3位 空の青さ海の青さや沖縄忌 平田リヱ(釧路市)
第4位 真実は一つアスパラ空を突く 林芳子(鹿追町)
第5位 ねんごろに命毛洗ふ空海忌 庭田一美(札幌市)

●佐藤冬彦
第1位 空一枚日傘に乗せて一会待つ 菅原湖舟(札幌市)
第2位 空蝉もまた十年の一ページ 佐藤通彦(豊頃町)
第3位 漆黒の空使ひ切る大花火 中森千尋(札幌市)
第4位 凧手繰ぐり空の青さを剥がしたり 菅原湖舟(札幌市)
第5位 夏の風邪昭和漢の空いばり ひぐちみどり(帯広市)

●杉野一博
第1位 書置きはせず麦秋の空だから 粥川青猿(音更町)
第2位 神々に旅はじまって居る夜空 五十嵐一雄(石川県金沢市)
第3位 八月の空の電車が来て停まる 粥川青猿(音更町)
第4位 さ庭から巣立ちし後の空模様 前川ひとみ(豊頃町)
第5位 万緑や空欄がまだ残ってる 鮒橋郁香(釧路市)

●鈴木八駛郎
第1位 空っぽの郵便受けや鳥帰る 松原静子(帯広市)
第2位 空間の押しつぶされてゆく炎暑 西村榮一(江別市)
第3位 十勝野の空まで焦す麦の秋 伊藤玉枝(小樽市)
第4位 靴底で空き缶つぶす炎暑中 小谷寛子(帯広市)
第5位 戦なき空の青さや田水張る 庭田一美(札幌市)

●高橋千草
第1位 立春の空を頂き始発駅 田中光子(千歳市)
第2位 青空の似合うトマトと長男と 田沼美智子(千葉県南房総市)
第3位 冬の鳥少年に空無限大 野田順子(音更町)
第4位 凍空や輓馬たてがみ振り上げて 三品吏紀(帯広市)
第5位 氷点下十勝は蒼くなりにけり 平野民雄(音更町)

●中屋吟月
第1位 十勝野の空透明に寒波くる 小田嶋京子(帯広市)
第2位 空想の種の尽きたる大昼寝 薮田慧舟(むかわ町)
第3位 大空と大地一線麦熟るる 堀井節子(音更町)
第4位 一枚の空一枚の大青野 すずき春雪(札幌市)
第5位 郭公の空底抜けに保母の笛 佐藤吟秋(音更町)

●深谷雄大
第1位 祀られぬ餓死抑留死夏の空 小島康司(札幌市)
第2位 うりずんの空や辺野古をまたぐ虹 古村邦子(釧路町)
第3位 冷房という文明の利器に病む 赤松桔梗(福岡県北九州市)
第4位 蝉時雨防空壕に残る辞書 亀松澄江(札幌市)
第5位 星空を残し花火師去りにけり 田湯岬(札幌市)

●源鬼彦
第1位 鴉の巣文化ホールの空地の木 因陽子(帯広市)
第2位 青空の似合うトマトと長男と 田沼美智子(千葉県南房総市)
第3位 空港の国際線に新茶の香 木幡嘉子(福井県あわら市)
第4位 空と云う大きな世界蝶の昼 宮下勢津子(帯広市)
第5位 ねんごろに命毛洗ふ空海忌 庭田一美(札幌市)

●山陰進
第1位 八月の空をリュックに入れにゆく 加藤功(豊頃町)
第2位 書置きはせず麦秋の空だから 粥川青猿(音更町)
第3位 大空の銀河鉄道無人駅 園部早智子(札幌市)
第4位 薯の花空に溶け込む畝の列 成瀬明(釧路市)
第5位 幾層の青空だろう更衣 田沼美智子(千葉県南房総市)

●依田明倫
第1位 夕焼空祖父と祖母との恋の文 岩城睦子(札幌市)
第2位 横たわり空想の森子規忌かな 伊藤昭廣(帯広市)
第3位 産み終へし豚は空つぽ昼寝して 安田豆作(幕別町)
第4位 帰省の子青空吸うて睡りおり 田沼美智子(千葉県南房総市)
第5位 空席の目立つ夜汽車に毛糸編む 高杉杜詩花(釧路市)

●粥川青猿
第1位 本当は空を飛びたい曼珠沙華 吉田洋子(釧路市)
第2位 空間の押しつぶされてゆく炎暑 西村榮一(江別市)
第3位 青空へ馬の嘶き吸ひ込まる 堀川旦州(紋別市)
第4位 八月の空をリュックに入れにゆく 加藤功(豊頃町)
第5位 豆の花空に梯子を掛けやうか 福田元子(札幌市)

雑詠句
<入賞作品>
■大とかち俳句賞
蟬時雨もう学校は無いのです 松原静子(帯広市)
■十勝毎日新聞社賞
よしきりの葭の中ほど風静か 小野寺哲也(帯広市)
■北海道十勝総合振興局長賞
浜の子に習ふ教師の昆布干し 伊藤貞子(広尾町)
■帯広市教育長賞
葱坊主どちら向いても同じ顔 菅家和子(大樹町)
■十勝文化団体協議会賞
夏帽子振りて言葉を略しけり 石森美恵子(えりも町)
■帯広市民劇場運営委員会賞
舌先のざらつく憲法記念の日 出崎八重子(釧路市)
■東北海道現代俳句協会賞
牛飼ひを牛が呼んでる麦の秋 早川千鶴子(釧路市)
■十勝俳句連盟賞
ただいまの声まで日焼け夫戻る 藤田和女(音更町)
■優秀賞
種蒔きの土の深さを目で測る 佃弘栄(帯広市)
幸せは今かも知れず薯の花 羽賀純子(由仁町)
野火猛けて馬一頭が不明なり 鈴木八駛郎(帯広市)
薯の花一望千里の大十勝 中島土方(新得町)
新涼や道なりで済む峡の地図 林芳子(鹿追町)
■佳作
薄れゆく虹の端より巡視船 中山ヒロ子(札幌市)
店先の二冊百円西日射す 本ゆみ(札幌市)
よく動く赤児の手足蝶の昼 山下敦(帯広市)
長命の私が春の光りかな すずき春雪(札幌市)
バード・デー木箱に入るる乗車券 遠山宮子(札幌市)
万緑の奥に遠嶺の尖り見ゆ 安田豆作(幕別町)
「ゲルニカ」の前に園児の夏帽子 金行康子(新十津川町)
ビート積み大雪連山低くする 茂田慶花(旭川市)

<選者特選作品>
●金子兜太
第1位 長命の私が春の光りかな すずき春雪(札幌市)
第2位 遠雷や負けず嫌ひの母なりし 成瀬明(釧路市)
第3位 ビート積み大雪連山低くする 茂田慶花(旭川市)
第4位 浜の子に習ふ教師の昆布干し 伊藤貞子(広尾町)
第5位

●水原春郎
第1位 薯の花一望千里の大十勝 中島土方(新得町)
第2位 ただいまの声まで日焼け夫戻る 藤田和女(音更町)
第3位
第4位 雲海に顔を出したる富士の山 佐々木凌子(えりも町)
第5位 法外な糶値に子馬ぴょんと跳ね すずき春雪(札幌市)

●嶋田一歩
第1位
第2位 夏帽子振りて言葉を略しけり 石森美恵子(えりも町)
第3位 海女潜る炎天の空蹴り上げて 木幡嘉子(福井県あわら市)
第4位 夏蝶に広過ぎる空ありにけり 奥野津矢子(札幌市)
第5位 よしきりの葭の中ほど風静か 小野寺哲也(帯広市)

●荒舩青嶺
第1位 万緑の奥に遠嶺の尖り見ゆ 安田豆作(幕別町)
第2位 店先の二冊百円西日射す 本ゆみ(札幌市)
第3位 心配な筏もありて夏の川 髙間ヨシヱ(幕別町)
第4位 形代のわが名大きく太くかき 杉山羽州(帯広市)
第5位 朝採りの薔薇卓上に手紙書く 木幡嘉子(福井県あわら市)

●尾村勝彦
第1位 蟬時雨もう学校は無いのです 松原静子(帯広市)
第2位 凍天へこゑをかさねて鶴の恋 出崎八重子(釧路市)
第3位 回送のバス涼しげに通りけり 三崎千恵子(札幌市)
第4位 少年の瞳の中の夏木立 横地妙子(釧路市)
第5位

●佐藤冬彦
第1位
第2位 梅雨の冷え鏡にじっとみつめられ 髙木キイ(帯広市)
第3位 青年に農継ぐ汗の確かなり 佃弘栄(帯広市)
第4位 「無理するな」追伸に記す太い文字 羽賀純子(由仁町)
第5位

●杉野一博
第1位 かたつむり白一本の停止線 山内章(釧路町)
第2位 「ゲルニカ」の前に園児の夏帽子 金行康子(新十津川町)
第3位 バード・デー木箱に入るる乗車券 遠山宮子(札幌市)
第4位 向日葵と大陽向き合い迷路かな 西川富子(釧路市)
第5位 新涼や道なりで済む峡の地図 林芳子(鹿追町)

●鈴木八駛郎
第1位 種蒔きの土の深さを目で測る 佃弘栄(帯広市)
第2位 葱坊主どちら向いても同じ顔 菅家和子(大樹町)
第3位 捩花やねじれたままを愛されて 林恒子(音更町)
第4位
第5位 鶏の首討てぬ兄なり走り蕎麦 佐藤通彦(豊頃町)

●高橋千草
第1位 薄れゆく虹の端より巡視船 中山ヒロ子(札幌市)
第2位 朝市の客の袖ひくラワン蕗 薮田慧舟(むかわ町)
第3位 アカシアの花の高さの麒麟かな 髙間ヨシヱ(幕別町)
第4位 漬けられて梅は眠りに入りけり 林恒子(音更町)
第5位 ビート積み大雪連山低くする 茂田慶花(旭川市)

●中屋吟月
第1位 浜の子に習ふ教師の昆布干し 伊藤貞子(広尾町)
第2位
第3位 蛇行して変わる水音苔の花 髙見慧子(札幌市)
第4位 万緑の奥に遠嶺の尖り見ゆ 安田豆作(幕別町)
第5位 掃除機を掃除する夫万愚節 境チヱ子(新十津川町)

●深谷雄大
第1位 新しき国旗掲げる昭和の日 佃弘栄(帯広市)
第2位 「ゲルニカ」の前に園児の夏帽子 金行康子(新十津川町)
第3位 よしきりの葭の中ほど風静か 小野寺哲也(帯広市)
第4位 荒ぶ世も桜はさくら色に咲く 山本たか子(札幌市)
第5位 大西日吊革だけが揺れている 宮脇木脩(札幌市)

●源鬼彦
第1位 十勝嶺の雲の墓標や終戦日 菅原湖舟(札幌市)
第2位 牛飼ひを牛が呼んでる麦の秋 早川千鶴子(釧路市)
第3位 あめんぼに忍者のまなこらしきもの 中屋吟月(音更町)
第4位 バード・デー木箱に入るる乗車券 遠山宮子(札幌市)
第5位 かたはらに妻ゐるだけの盆の月 山内章(釧路町)

●山陰進
第1位 よしきりの葭の中ほど風静か 小野寺哲也(帯広市)
第2位 舌先のざらつく憲法記念の日 出崎八重子(釧路市)
第3位 大伽藍大法要の葱坊主 平野民雄(音更町)
第4位 蟬時雨もう学校は無いのです 松原静子(帯広市)
第5位 郭公や十勝野の音みな潤み 大澤淳基(札幌市)

●依田明倫
第1位 長命の私が春の光りかな すずき春雪(札幌市)
第2位 ほら鳴いた郭公準備あれこれと 加藤ハツエ(奈井江町)
第3位 夏帽子振りて言葉を略しけり 石森美恵子(えりも町)
第4位 天道虫太陽までは行けません 澤田吐詩男(旭川市)
第5位 野火猛けて馬一頭が不明なり 鈴木八駛郎(帯広市)

●粥川青猿
第1位 舌先のざらつく憲法記念の日 出崎八重子(釧路市)
第2位 蟬時雨もう学校は無いのです 松原静子(帯広市)
第3位 野火猛けて馬一頭が不明なり 鈴木八駛郎(帯広市)
第4位
第5位 描きかけの雲のデッサン広島忌 村川三津子(釧路市)

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