前立腺肥大症 その2

 

治療法の種類とその選択方法を教えて下さい。

明るい泌尿器科計画
前立腺肥大症 その2

  開腹手術やTURPもありますが、さまざまなレーザー療法もあります。

 各種療法

 

1)手術療法

・開腹手術(単純前立腺摘除術)

TURP(経尿道的前立腺切除術)

2)高温度治療法

3)レーザー療法

4)薬物療法

・植物製剤/漢方薬/アミノ酸製剤

5)交感神経遮断剤(アルファーブロッカー)

6)抗男性ホルモン剤(アンドロゲン剤)

7)ステント留置法(前立腺部ステント留置法)

8)凍結療法

前立腺肥大症の治療法には、だいたい以上のようなものがあります。

どの治療法を選ぶかは、前立腺肥大症の大きさや患者の状態、医師の考え方や得意とする方法などによって決まります。

 

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 各種療法の解説

 

TURPとは・・・

尿道から内視鏡を入れ、鏡で前立腺を見ながら電気メス(高周波電波)で肥大した内線をかんなで削るように切り取っていく方法です。

現在、最も広く行われている手術法です。ただ、この治療のためには1週間から2週間の入院が必要です。

熟練した医師なら手術時間は20分程度。出血が少ないこと、術後の回復が早いことも特徴です。最近ではあまり行われていません。

 

高温度治療法とは・・・

高温度治療法(サーモテラピー)は、温熱療法よりさらに高い温度で、前立腺の内腺の結束の組織を破壊する方法です。

尿道からマイクロ波を照射して前立腺を45度から55度に加温して尿道の開きを良くします。外来ででき、苦痛も少ない治療法です。原則的に1回のみの治療で1時間で終わります。中等度以下の前立腺肥大症に効果があります。

 

 

レーザー療法とは・・・

レーザー療法(ハイパー・サーモテラピー)は、高温度治療法と並ぶ高度先進治療法です。

ごく最近開発されたばかりのこの治療法は、レーザーを照射して前立腺肥大の腺腫の組織を壊死(えし)したり、破壊したりする方法です。

TUR-Pにくらべて出血が極端に少なく、治療時間が短いこと、患者の苦痛も少ないこと、適応範囲が広いこと、特に術後の合併症がないことなど、利点が多いために非常に注目されている治療法です。

プロスタレーズ療法やインディゴによる療法などもあります。詳しくはこちらをご覧下さい

 

 

薬物療法は・・・

薬物療法は、前立腺肥大症の初期の、排尿困難がそれほどひどくない人の治療としては、原則的には、第1に選択されます。

また、何か他の病気を持っている人、都合で入院できない人の場合にもなされます。

必要に応じて薬剤を組み合わせて使用します。自覚症状の改善にはかなり効果がありますが、根本的治療には手術など別の治療法が必要となるでしょう。

 

 

ステント(導管)留置法とは・・・

肥大した前立腺の圧迫で細くなった尿道部分に、ちいさな導管を留置する方法です。一部の医療機関で行われている治療法です。

 

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次ページはレーザー療法の仕組みについて解説しています。
高山泌尿器科がお送りしています