前立腺肥大症 その1

 

前立腺の病気には他にどんなものがあるのですか?

明るい泌尿器科計画
前立腺肥大症 その1

  前立腺がんや前立腺炎などがあります。合併症にも注意して!

 

 前立腺炎と前立腺がん

 

50歳を過ぎたら、定期的に検査をすることも必要です。30代、40代の男性がかかる頻度が多い病気に「前立腺炎」があります。

前立腺炎も頻尿や残尿感、時に排尿障害を起こします。

また、50歳以上の肥大症のある人も前立腺炎を合併していることがあります。

また、前立腺がんも前立腺肥大症と同様、50歳以上の男性が多くかかる病気です。

前立腺肥大症は、前にも述べたとおり、内腺に発生する良性の腫瘍で、尿道を圧迫するために、初期のころから排尿障害が起こります。

しかし、前立腺がんは外腺に発生するために、ある程度進行しないと排尿障害は起こらないのです。発病の初期にはほとんど無症状で、ときに会陰(えいん)やお尻のあたりの不快感、圧迫感があるくらいです。つまり、排尿障害を伴うようになったときには、がんはある程度進行しているということです。

がんが大きくなると前立腺肥大症と同様の排尿障害のほかに、脊椎骨などの骨に転移しやすい性質のため、腰痛や下肢のむくみ、貧血によるめまいなども伴うのが特徴です。さらに、頑固な膀胱炎の症状や便秘も起こります。

ですから腰痛が発生したので整形外科的な検査をして、前立腺がんが見つかることがかなりあります。

なお、がんが前立腺肥大症と同時に存在していることがあるのでこの点の注意が必要です。この場合、肥大症の症状が強く感じられてしまうために、がんの症状が現われにくいこともしばしばあります。

この他に、「神経性の頻尿」もあり、これは夜間や、何かに熱中しているときには起こらないのでわかります。

 

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 「尿道狭さく症」、「膀胱頚部硬化症」、「神経因性膀胱」

 

 

 

 

 

「尿道狭さく症」(尿道のな内側が狭く細くなる病気)も尿の出方が細くなり、排尿困難が起こる病気です。残尿が多くなり、尿路感染を起こすことも前立腺肥大症と同様です。

そのほか「膀胱頚部硬化症」、「神経因性膀胱」などもよく似た症状が出ます。

 

次は何を見ますか?

次は写真と解説でたどる、前立腺肥大症の診察、です

高山泌尿器科がお送りしています