前立腺肥大症 その1

 

前立腺肥大症は一体どんな病気ですか?

明るい泌尿器科計画
前立腺肥大症 その1

  尿道にコブが出来て排尿障害を起こす老人男性の代表的な病気です。

「最近、どうもオシッコの出方がおかしいな」と年配の男性が感じたときには、前立腺肥大症が疑われます。前立腺肥大症は、老人の慢性症の代表的なものです。

 

 前立腺とは?

 

前立腺肥大症という病気の名前は良く耳にしますが、前立腺がどこにあってどんな働きをするのか、正しく知っている人は以外に少ないようです。

前立腺は、男性の膀胱の出口に尿道を包むようにあるもので、精液を作るのに重要な役割をする(精液の液体成分の3分の1を占める前立腺液を分泌する)器官です。

その構造は、よくみかんに例えられます。みかんの皮に当たる部分を「外腺」、実に該当する部分を「内腺」といいます。そして、中心の部分をオシッコの通る尿道が貫いています。男性生殖器図説前立腺図説

 

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 前立腺肥大症とは?

 

ところが、加齢にともなってホルモンのバランスが悪くなると、内腺の細胞にもり上がり(結節)ができます。これが増殖し肥大してみかんかりんごほどの大きさの良性のコブ(腫瘤・腺腫)になって、尿道を圧迫してしまうのです。そうするとオシッコが順調にすっきりと出なくなる、排尿障害を起こします。これが前立腺肥大症という病気です。

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病気になりやすい人は熟年以降の男性です。

50歳ぐらいから前立腺の内腺に結節ができる割合が高くなり、70〜80歳台では10人のうち7〜10人は大なり小なり前立腺肥大症の傾向があるといわれています。しかし、その誰もが治療を必要とするとは限りません。コブの肥大の度合が軽い人もあれば、コブが大きくなっても排尿障害を起こさない人が約3分の2程度はいるといわれています。

尿道や膀胱頚部を圧迫して、症状が出た場合を前立腺肥大症といいます。

高齢化が進むに連れて、最近は患者が非常に増えています。

 

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 どうして起こるのでしょう?

 

それでは前立腺肥大症はどうして起こるのでしょうか。

原因の一つには男性ホルモンと何らかの関係があると考えられていますが、現在のところ確かなことはわかっていません。

ある程度の年配となると、男性ホルモンの分泌が減少してきます。このために男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れるために、老化現象として前立腺の内腺のなかにコブができてくるものと考えられています。

さらに統計的に見ると体質や食べ物、生活環境も、病気を引き起こす共犯者といわれています。

前立腺肥大症は、従来、「日本人には比較的少なく、欧米人に多い病気」とされていました。それが最近、急増しているのは、食生活の欧米化も影響しているようです。

また、寒い地方にすむ人ほど、前立腺肥大による症状が現われやすいという研究もあります。

 

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高山泌尿器科がお送りしています