泌尿器科なんでも質問箱
「尿失禁・あれこれ」編

高山泌尿器科が、泌尿器科に関するあなたの質問にお答えします。

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QandA1

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質問1.

婦人科で膀胱炎を治療中ですが、最近尿漏れがあります。尿失禁は婦人科で治りますか?

 

回答

膀胱炎もそうですが、尿失禁は本来泌尿器科で治療する疾患です。婦人科では検査や内服薬その他の治療にある程度の限界があり、満足のいく症状改善は困難かと思われます。

尿失禁といってもその原因によって治療方法は異なるため、泌尿器科で相談したほうが早く治ると思われます。

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質問2.

尿失禁は通院しなくても治る場合があると聞きました。どんな尿失禁で、どのようすれば治りますか?

 

回答

腹圧性尿失禁の方に限って、骨盤底筋体操という体操を毎日続けることで、約8割の方が良くなります。

骨盤底筋体操は日常生活のなかで続けていただくので、通院の必要はありません。

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質問3.

婦人科で骨盤底筋体操という体操療法があると聞きました。どのような場合に有効な治療法ですか?

 

回答

骨盤底筋群という筋肉が弱くなり、結果的に尿道をしめる力が弱くなって起こる尿失禁の方に有効な治療方法です。

症状としては、セキ、くしゃみ、飛び跳ねたとき、重いものを持ったときなどに尿が漏れる方に有効です。

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質問4.

尿失禁の治療中です。ビールが好きで一度に結構な量を飲みます。このまま飲み続けても大丈夫?

 

回答

尿失禁の治療中にビールそのほかの飲料水を控える必要はありません。

ただし、排尿の事を心配せず、おいしく飲むためにも、積極的な治療を続けることを勧めます。

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質問5.

尿失禁に相談に泌尿器科へ行こうと思っていますが、検査は痛くないですか?

 

回答

尿失禁の相談でいらした方には、まず、尿失禁の様子や普段の排尿状態などを詳しくお聞きします。お話しの内容でだいたいの尿失禁の原因はつかめるのですが、原因をより明らかにし、適切な治療方法を選択するために、尿検査と膀胱内圧検査、尿道内圧検査をさせていただくことが多いです。

尿検査はご自分でカップに尿をとっていただくだけなので、痛くありません。

膀胱内圧検査や、尿道内圧検査は尿道から細い管を入れて行う検査なので、管を入れるときだけ一時的に軽い痛みがありますが、検査中は痛くありません。いずれも数分で終了します。

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質問6.

本で見た骨盤底筋体操をやっています。きちんとできているかどうか、自分で確かめる方法はありますか?

 

回答

器具をつかって確かめる方法もありますが、家庭でできる簡単な方法として

1、肛門、腟、尿道をしめるときに下着の上からでも、肛門、腟の部分に手を当ててみます。きちんと骨盤底筋が収縮していれば、肛門、腟の部分が「キュッ」としまり、身体の内側に引き締まる感触があります。

 

2、腟内に自分の指を挿入し腟を収縮させてみます。収縮が以前よりも強く感じられたら、骨盤底筋体操の効果が出てきていると評価してよいでしょう。

3、時々、排尿の途中で意識的に中断してみてください。しっかり尿が止められたら尿道のしめる力が強くなってきたと評価してよいでしょう。

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質問7.

女性の尿失禁は体質で、手術でしか治らないと聞きました。本当ですか?

また、その手術について教えてください。

 

回答

体質で尿失禁になることはありませんし、手術でしか治らないというのも嘘です。

ただし、腹圧性尿失禁の方で、骨盤底筋体操や内服薬の治療で症状が改善しない場合、手術療法をとることがあります。

現在、主流で行われている手術には、尿道内コラーゲン注入手術と、尿道吊り上げ手術という2通りの方法があります。

コラーゲン注入手術というのは、尿道から細いカメラで見ながら、内視鏡的に尿道壁の2ヶ所にコラーゲンを注入し、広がった尿道を狭くするという方法です。外来的または1泊程度の入院ですみます。

尿道吊り上げ手術は、下腹部の1〜2箇所を小さく開腹し、垂れ下がって広がっている尿道を、正常な位置へ吊り上げ戻すという方法です。開腹手術のため5〜7日程度の入院が必要です。

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質問7.

肥満が過ぎて尿失禁になりました。食餌療法と体操で治療中ですが、早く治す方法はありますか?

 

回答

肥満から尿失禁の症状が出た場合、一番考えられるのは、腹圧性尿失禁です。

体重を落とす運動と共に、骨盤底筋体操をあわせて行うことで、尿失禁は早く良くなります。

QandA「女性に多い尿失禁」へ

高山泌尿器科がお送りしています。