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高山院長の
知ってトクする泌尿器科

高山泌尿器科の院長が地元新聞に寄稿したエッセイです。

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5.

残尿感があると残尿がある?

まず残尿とは、自分で完全に尿を出し切ったと思ってもまだ膀胱に尿が残っていること。

残尿感とは尿を出し終わってもまだ残っているような気がすることです。

この二つは必ずしも一致しません。

前立腺肥大症の患者さんに「残尿が多いですよ」と言うと、「残った感じはしないけど」という答えが返ってくることが多いのです。

これは肥大症で尿道が狭くなって、膀胱の筋肉が疲れてしまったため、残尿の感覚が鈍っているのだと思われます。

逆に前立腺や膀胱に炎症がある場合は、排尿によって膀胱が刺激されて、全部排尿していても「ジーン」と残尿感を感じます。

ですから、残尿感がある場合は、男性は前立腺炎、女性は膀胱炎といった症状を考えるべきで、残尿があるという場合は、肥大症や膀胱の神経の異常を考えるこということになります。

少し面倒くさい説明でしたが、覚えておくといいですよ。

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高山泌尿器科がお送りしています。