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十勝毎日新聞社ニュース

ロケット改良本格化 大樹・IST

  • 2017年11月25日 13時48分

モニターでガス発生装置の燃焼状況を確認するIST社員

 大樹町内でロケット開発を行うインターステラテクノロジズ(IST、本社大樹、稲川貴大社長)は、高度100キロを目指す観測ロケット2号機完成に向け、改良を本格化させている。7月の1号機打ち上げで機体破損の一因となった横回転(ロール)を抑えるガス噴射装置の燃焼実験を、24日に町浜大樹の実験場で始めた。

 国内で民間初の宇宙空間到達を目指すロケット「MOMO」2号機は、順調に進めば年明けにも完成する予定で、打ち上げは来春を目指している。

 1号機は7月30日の打ち上げ66秒後に通信が途絶え、エンジンを緊急停止。高度20キロに達したが、空気抵抗で機体が破損したとみられる。

 機体が想定以上にロールしたのも一因とみられ、ISTは対策を検討。少量のエタノールと液体酸素を燃やし、ロケット下部の2カ所から噴出するガスの向きにより、機体の姿勢を自動で制御する装置を2号機に取り付ける。

 装置には衛星の軌道投入機の開発で培った技術を用い、24日の初実験では4秒間の燃焼に成功。12月にかけ軌道投入機と並行して実験を進める。

 同様のガスによる機体制御は、他のロケットでも使われている技術という。同社は「回転を制御する力がどの程度あるかなどを確認し、開発を進めたい」としている。

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