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「宇宙から回収」へ前進 大樹で機器降下実験 JAXA

  • 2017年11月16日 13時53分

ヘリコプターでつり上げられ、海上で投下されたサンプル

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は16日、大樹航空宇宙実験場で、国際宇宙ステーション(ISS)から試験サンプルなどを持ち帰る回収カプセルの降下実験を行った。ヘリコプターでつり上げたカプセルを海上で投下し、パラシュートで着水した。

 ISSに物資を送る無人補給機「こうのとり」(HTV)は使用後、大気圏に再突入させて燃やしている。無重力空間でしか作れない製薬用タンパク質などを、HTVのカプセルで持ち帰るのは初の試み。

 今回は15、16年と今年7月に続く4回目の実験で、今年度末のHTV打ち上げに向けたパラシュートの最終試験となった。

 実験用の模擬カプセル(直径84センチ、高さ70センチ、重さ190キロ)は実物と同じ形状、重さで、サンプルを入れる15リットルの容器を内蔵。サンプルの温度や状態を保つため、探査機「はやぶさ」などのカプセルと比べ大型になる。

 7月の実験ではパラシュートがうまく展開せず、今回再試験を実施。ヘリで海岸から約7キロ、高度1.5キロからカプセルを落とした。

 ISSから回収が実現すれば、宇宙でのサンプル作成から短期で国内に持ち帰り、製薬など各種産業での活用が期待される。JAXA有人宇宙技術部門の植松洋彦HTV技術センター長は「研究者などから、日本近海での回収に期待が高い。詳細なデータの確認はこれからだが、現在のところ計画通りに進行できた」と話した。

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