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砂金神社で例祭復活 住民団結 6年ぶり 大樹

  • 2017年10月15日 13時47分

6年ぶりに復活した例祭で、金色の社殿の前でみこしと歩く地域の関係者や子どもたち

 「砂金神社」の愛称で親しまれている神威古潭(かむいこたん)神社(町尾田、カムイコタン公園内)の例祭が13日、6年ぶりに開催された。同じ地域内にある尾田神社で使われていなかった子どもみこしも復活、住民が協力して地域の伝統を引き継いだ。

 神威古潭神社は1991年10月、砂金採取で有名な歴舟川のほとりに、大樹神社の旧本殿(39年建立)を末社として移転修復し、建立された。当時、川で採れた砂金が納められ、社殿が金色に塗られたため、砂金神社と呼ばれている。

 2011年までは「カムイコタン公園まつり」に合わせて例祭を行っていたが、公園まつりが諸般の事情で終了し、例祭も途絶えていた。

 神社建立時に協力した土地所有者の古田儀作さん(故人)の妻敏子さん(帯広)が今年、新しい「鈴の緒」を寄贈。これを契機に、尾田地域づくり連絡協議会の関係者が例祭復活を呼び掛けたところ、多くの賛同を得た。神社の維持保存に向けて、砂金神社奉賛会(姉崎清作会長)も発足した。

 例祭では地域の関係者約30人が集まり、町観光協会の高橋英昭会長も出席して神事を執り行った。奉賛会の柚原千秋副会長が「これからも神社が、多くの人に愛され、親しまれてほしい」とあいさつ、古田敏子さんも「美しいこの地を愛した亡き夫も感謝している」と述べた。

 子どもみこしはこの日のために住民が清掃、きれいに飾り付けして用意した。尾田認定こども園の園児31人が「わっしょい、わっしょい」と元気な声を上げながら、みこしと一緒に敷地内を練り歩いた。

 歴舟川の砂金掘りは約400年前に始まり、明治には全国から多くの人が殺到、現在も砂金掘り体験は観光資源となっている。尾田地域づくり連絡協の頓宮瑞現会長(78)は「観光拠点として放置できなかった。来年以降も続けて神社を守っていきたい」と話している。

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