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児童の登校「堅守」 帯広大谷高野球部

  • 2017年9月5日 13時42分

交通安全の旗を持ち、児童の登校を見守る野球部員

 帯広大谷高校野球部(糸瀬晴輝主将、部員32人)が毎朝、近隣の明和小学校の児童の登校を見守っている。昨年から本格的に始め、合わせてごみ拾いも行う。旗を持って交差点に立ち、同じく見守り活動に携わる地域住民と共に子どもたちの安全を守っている。

 多くの児童が登校する午前8時ごろ、自主練習を終えた野球部員たちが、校舎北側の通学路に立ち始める。交通安全の黄色い旗を持ち、登校の児童と「おはようございます」とあいさつを交わし合う。

 活動は昨年本格的に始まった。同校教諭の佐藤真司部長が1人で始めた活動を、見ていた部員たちが賛同して加わる形に。現在は学校がある日は毎日通学路に立ち、部員2人が旗を持って交差点に立つ。その他の部員はごみ袋を手に周辺のごみ拾いに汗を流す。

 1日は久保廉也さん(2年)、佐々木皓一郎さん(1年)が旗持ちを担当。車が来ていないか確認し、交差点を横断する児童を見守った。「あいさつを笑顔で返してくれるとうれしい」と久保さん。毎日続けることで子どもたちとも顔見知りになり、佐々木さんは「これからも大きな声であいさつを続けていきたい」と笑顔を見せた。

 同校北側は児童約130人の通学路で、車通りも多い場所。重大事故にはならなかったものの、過去に車との接触事故もあったという。毎朝一緒に見守りを続ける地域住民による「明和にこにこパトロール」の山田栄一さん(80)は「野球部は礼儀正しく、あいさつもしっかりしている。心強い」と信頼を置く。

 大谷高と明和小は近年、授業見学や大谷高吹奏楽部の訪問コンサートなど相互交流を積極的に行っている。明和小の岸梅哲郎校長は「野球部の見守りは本当にありがたい。高校生の姿を見て児童も刺激を受ける、今後もさまざまな交流を続けていきたい」と話している。

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