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「十勝日誌」分かりやすく 自由訳で今秋発行

  • 2017年8月26日 13時47分

当時の北海道の様子がつづられた「十勝日誌」。この現代語版が秋に発行される

 幕末の探検家で北海道の名付け親として知られる松浦武四郎(1818~1888年)の紀行文「十勝日誌」の自由訳(現代語版)が今秋、発行される。情報発信事業を行う「たけしろうカンパニー」(三重県津市、乗山徹社長)と、十勝産小豆を使った氷菓「あずきバー」などを販売する「井村屋グループ」(同、浅田剛夫会長)が共同で刊行する。巻末には武四郎が豆好きだった話や、小豆が栽培されて商品になるまでの過程なども掲載。本は帯広市内の一部小学校にも無料で配布される。

 来年は武四郎の生誕200年で、「北海道」命名150年。両社は道150周年事業実行委員会(会長・高橋はるみ知事)の49企業・団体の1つに、北海道を盛り上げるパートナーとして選ばれている。

 武四郎は三重県松阪市生まれ。江戸時代に6度、蝦夷地を訪れ、アイヌや当時の北海道の様子を記録した紀行文シリーズ「東西蝦夷山川地理取調紀行」を残した。「十勝日誌」はその中の1冊で、2014年には同じくシリーズの1つである釧路地方版の「久摺(くすり)日誌」の自由訳が同カンパニーから刊行されている。

 「久摺日誌」の読者対象が大人だったのに対し、今回の「十勝日誌」自由訳は対象年齢の幅を広げる。振り仮名を増やすなど、必要に応じて内容も補足しながら、子どもにも分かりやすいよう平易な文章にまとめる。

 同カンパニー編集者の下村友惠さんは「武四郎直筆の『小豆』の文字も残っており、貴重な資料として今回掲載する。子どもたちに、より武四郎について知ってほしい」と話す。

 10月末の発行を予定。約4000冊作り、松阪市と帯広市、津市の一部小学校に無料配布する。

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