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十勝毎日新聞社ニュース

古店舗改装 こだわりの雑貨店 中川さん帯広で開業

  • 2017年8月14日 13時53分

店内には「高橋工芸」(旭川)の木の器などの商品約200点を取りそろえる

 音更町在住の中川孝太さん(40)が、築40年以上の建物を改修し、道内外の生活雑貨を取り扱う「Pastoral」を、帯広市西1南4にオープンした。物を長く大切に扱いたいというこだわりを形にするために勤めていた会社を辞め、起業。建物は古き良き部分を残し、商品には長く使うことで味わいが出る物をセレクトした。中川さんは「生活の中で物への愛着を感じてほしい」としている。

 中川さんは音更鈴蘭小、下音更中、帯広工業高卒。札幌の専門学校で経理や簿記などを学んだ後、札幌のデザイン会社の雑貨店で勤務した。

 幼い頃から「古くて良い物」へのこだわりが人一倍強く、高校時代には骨董(こっとう)品店やリサイクルショップに1人で足を運んだ。専門学生時代の友人が地元に帰郷して独立開店したことなどに刺激を受け、「生活に密着した商品を扱う店を地元に構えたい」と自分のやりたい道を選ぶため、仕事を辞めた。

 20年以上使われていなかった帯広の市街地の建物を自ら見つけ、2階建ての1階部分(約30平方メートル)をリノベーション。以前は毛皮のショールームだった内装に「建物のポテンシャルを感じた。良い部分は生かしたい」と改装は最小限に抑えた。店名は十勝に広がる畑の風景をイメージし、英語で牧歌的な様子や田園を意味する「パストラル」と名付けた。

 7月末にオープンした店内には、会社勤め時代の人とのつながりを生かして仕入れた、全国各地の商品約200点が並ぶ。そのセレクトも、酸化していく過程でアンティーク調に変化していく真ちゅうの鍋敷き(富山)など、長く使うことで味わいの出る商品を取りそろえた。

 今後は2階部分にまで店舗を拡大したり、十勝に住む人の製作物や商品を陳列したりと、時間をかけて自分の思い描く店を築くという。「商品に限らず、製作者の魅力も発信できる店舗として人が集う場所になれば」と語っている。

 営業時間は午前11時~午後7時。木曜定休。問い合わせは同店(0155・40・9075)へ。

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