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「病気に打ち勝つ」 中村獅童さんが講演 帯広

  • 2017年5月21日 13時50分

自身の肺腺がんに触れながら、歌舞伎の魅力や生き方を笑顔で話す中村獅童さん

 十勝毎日新聞社が主催する女性限定会員制クラブ「SALA(サラ)」の今年度第1回の講演会が20日午後、帯広市民文化ホールで開かれた。初期の肺腺がんであることを公表した歌舞伎役者中村獅童さん(44)が講演。中村さんは約320人の来場者を前に「僕、元気なんで。いつもと全く変わらないです」と明るい表情を見せ、歌舞伎の魅力や自身の生き方について語った。

 中村さんは8歳で歌舞伎座の初舞台を踏み、2代目中村獅童を襲名。歌舞伎だけでなく、映画、舞台、テレビドラマなど多方面で活躍している。

 講演で中村さんは、歌舞伎を始めたきっかけについて「子ども心ながらに、隈取(くまどり)の化粧が格好いいと思った。好きなことが今の仕事になっている」と説明。また、映画の撮影などで海外に行くたび日本の伝統文化の良さに気付かされるとし、「日本の伝統色は歌舞伎にも凝縮されている。便利な世の中になったが、古き良き日本の魅力を伝えていける役者でありたい」と目標を語った。

 十勝を訪れたのは、映画「銀の匙(さじ)-Silver Spoon-」の撮影があった2013年以来という。豚を食肉処理するシーンは「命の大切さを考え直すきっかけになった」と振り返り、帯広名物の豚丼を食べた思い出にも触れた。

 18日に公表した肺腺がんについては、「舞台を降板しなきゃいけないことがショック。この早い時期に見つかって良かったと思う」と述べた。6月上旬の手術予定とし、「がんも早く見つかれば、こんなに元気になるんだというお手本になりたい。まずは自分の病気に打ち勝って、皆さんに笑顔になってもらえるよう役者人生を歩んでいきたい」と復帰を誓った。

 中札内村から訪れた主婦の女性(59)は「元気な姿が見られて良かった。歌舞伎座で本場の歌舞伎を見てみたくなった」と話していた。

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