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十勝毎日新聞社ニュース

寄付金で吹奏楽機材 81歳男性の厚意に感謝 中札内

  • 2017年5月17日 13時43分

寄付金で購入したハーモニーディレクターとスピーカーを前に意気込む吹奏楽部の生徒たち

 中札内村内在住の男性(81)が3年前から毎月1万円ずつ、中札内中学校吹奏楽部(瀬藤彩希部長、部員10人)に寄付金を贈り続けている。これを受けて同部はリズムや音程を合わせるための機器を購入した。瀬藤部長は「音を効率良く合奏できるので、とてもありがたい」と感謝している。

 男性宅を訪問するホームヘルパーの子どもが中学校で当時の総合文化部音楽隊で演奏していたのをきっかけに、寄付を始めた。村内で演奏を聴いた男性は「少ないながらも楽器の音がきれいに合わさり、素晴らしい演奏だった」と振り返る。

 男性が寄付した金額は30万円以上になり、4月下旬に、合唱や器楽の合奏の練習に使うハーモニーディレクターと呼ばれる電子キーボードとスピーカー(計20万円相当)を購入した。顧問の山田絵里奈教諭は「これまで吹奏楽を教えてきた学校でハーモニーディレクターがなかった学校は初めてだった」と話し、合奏には欠かせない機材という。

 同校吹奏楽部は昨年まで総合文化部音楽隊として活動。旧中札内高の古い楽器での演奏を見かねたJA中札内村が15、16年と楽器を贈るなど村内から支援を受け、昨年8月の第61回帯広地区吹奏楽コンクールの中学校C編成(25人以下)で初の金賞を受賞。瀬藤部長は「寄付していただいた思いを受け止め、演奏の完成度を高めたい」と意気込む。男性は吹奏楽部に寄付を続けていく予定だ。

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