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「大樹はロケット射場適地」 米企業が10年前に明記

  • 2017年4月22日 14時21分

 宇宙開発先進地・アメリカからみても大樹は射場の“適地”-。10年ほど前に発表された、宇宙観光を計画していた米の会社の日本でのプレゼン資料に、大樹町から真東に飛ばす構想が明記されていたことが分かった。

大樹から真東に延びる、宇宙ホテルへの軌道を示した図(伊藤氏提供)


 資料を所有する北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)の伊藤献一特任理事によると、2005年に福岡県で「国際航空宇宙会議」が開催され、米ロケットプレーン社が宇宙観光のプレゼンを行った際の資料が原型だという。

 06年8月、HASTICと同社が技術提携を締結。その後、データ更新された2007年版の地図を、伊藤理事が入手した。当時、同社は準軌道(サブオービタル)飛行宇宙機「ロケットプレーンXP機」を開発中。宇宙観光事業で人を運ぶことを計画していた。地図にある「Bigelow Aerospace」は今も宇宙ホテルを計画しているアメリカの企業。伊藤理事は「計画が進めばアメリカからも日本からも宇宙ホテルに直行できる予定だった」という。ロケットプレーン社は10年に倒産したため、業務提携は終了。両者による大樹からXP機離発着の構想も実現することなく幕を閉じた。

 この時期、すでに大樹町は宇宙基地の誘致活動中で、CAMUIロケットなどの実験が行われていた。資料の意味について、伊藤理事は「アメリカの関係者の間ですでに大樹が注目されていたことの証左。当時も驚きはしなかったが、世界的視野で見ても、射場として適地であることは間違いないと自信を深めた」と振り返った。

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