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温泉熱イチゴ増産へ ハウス倍増 JAあしょろ

  • 2016年11月30日 14時07分

増設工事に着手しているイチゴ栽培のハウス

 JAあしょろ(新津賀庸組合長)は新年度、町内新町で、温泉熱を利用したイチゴ栽培の増産体制に入る。同JAの出資型法人「合同会社足寄ぬくもり農園」(太刀野真代表、9人)が事業主体で、現在4棟のハウスを9棟に拡大、当面は年1万4000キロの通年栽培を目指す。新規就農や産地ブランド化を視野に入れる。総事業費は6570万円。

 使用するイチゴは、信州大学が開発した「四季成り性」品種の「信大BS8-9」。同大教授が足寄を視察した際、温泉熱のハウスで栽培が可能とし、同JAが2013年から試験栽培を行ってきた。

 当初1棟だったハウスは昨年4棟に。増設は、地域活性化や雇用創出にもつながると、町とJAなどが総務省の地域経済循環創造事業として交付金(2500万円)を申請、7月に採択された。地元金融機関からの融資も受けて整備する。

 新たにハウス5棟を造成する他、温泉熱を効率的にハウス内に伝える熱交換器を設置。循環水が流れるパイプを配した培地(高設栽培の土部分)の温度を一定に保つ。夏は地下水を流して冷やす。

 ハウスは1棟当たり3.97アール。周辺整備を含めて来年3月中旬に完成する。苗を定植させ、6月には収穫を開始。温泉熱や地下水、品種からも通年栽培が可能。生食用として販売し、商品名は「スイーティー・アマン」。菓子メーカーなどへ出荷される。

 農業所得アップや新規就農、定住としての希望があれば、さらなるハウス増設をにらむ。新津組合長は「温泉熱や日照時間など、足寄の恵まれた環境を生かした取り組みで、収益性も高く、就農にもつなげたい」と話す。

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