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スマホ使用に統一ルール 子どもら参画 浦幌町で宣言

  • 2016年11月5日 13時58分

スマホ・ゲーム機使用のルール宣言をする竹田君、広川さん、山口さん、鈴木さん、林さん(右から)

 スマホは午後8時以降は使いません-。浦幌町内の小、中学生全員を対象に子ども自身も策定にかかわった「スマホ・ゲーム機使用の統一ルール」が5日、町中央公民館で開かれた会合で宣言された。子どものスマホ・ゲーム依存が問題となる中、学校や家庭だけでなく、子ども自らが使用する時刻の制限や場所などを決め、地域の人も参画して町ぐるみで対策を打つ取り組み。町内で統一したルールづくりをするのは全国的にも珍しい。

 5日に開かれた町小中一貫コミュニティ・スクール(CS)委員会(林常行会長)など主催の「町教育の日実践交流会」で行われた。

 同CS委員会、町立小中学校児童会・生徒会、町PTA連合会、町教委の4者を代表し、浦幌小学校6年生の竹田任希(とうき)君、上浦幌中学校2年生の広川拓真さん、浦幌中学校PTAの山口純会長、上浦幌公民館の鈴木信男館長、林会長の5人が宣言した。

 宣言は5項目。▽使用時刻制限(小学生は午後8時まで、中学生は同9時まで)▽家族の目が届く居間で使用▽家族や友達と話をしている時は使用しない▽地域で使用時間や場所への働きかけと公共施設等での使用マナーに声掛けをすること-の禁止事項4項目と、「読書・家庭学習・親子の会話などの時間を作る」という目標1項目を掲げた。

 町内には小学校2校で全児童211人、中学校2校で全生徒110人がいる。町は昨年度、十勝では最も早く学校運営協議会を設置し、地域ぐるみで教育を考えるCSの仕組みを導入。学校、子ども、家庭、地域の行動計画「アクションプラン」をまとめる際に、小・中学生自身からスマホやゲーム機使用の悩みが出たたことで、子どもを含む4者で宣言文を考案した。

 各学校では来週、宣言書を全児童・生徒に配布し、それぞれが署名して意識付けをする。交流会に参加した浦幌中2年の蓑野美優さんは「自分たちの生活を良くしていく視点で真剣に考えた。私たちが考え、話し合った内容が安心してスマホを使用するための宣言の中にある」と話した。

 スマホ・ゲーム機に関する問題は、依存や生活習慣の乱れ、集中力の低下、コミュニケーション力が身に付かないなどが指摘されている。文部科学省初等中等教育局は「各学校ではスマホ対策をしているが、CSが関わって全町挙げた対策は先進的で意欲的な取り組み」と評価している。

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