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TPP「本質議論を」 飛田会長ら農業界不満

  • 2016年11月5日 13時16分

 【札幌】環太平洋連携協定(TPP)承認案・関連法案の国会審議をめぐり、道や道内農業団体などから「本質的な議論になっていない」との不満の声が相次いでいる。

 高橋はるみ知事は4日の定例会見でTPP協定の内容や、個々の課題について中身のある議論を期待していた立場から、「今は場外乱戦をやっており、大変残念だ。もっと本質的な議論を」と述べた。また、山本有二農林水産大臣の失言などで与野党の対立が続いたことにも不満を示した。飛田稔章JA道中央会会長は同日、「国民が求めている十分かつ丁寧な国会審議を行ったとはいえず、甚だ遺憾。これまで以上に丁寧な説明を行うことを求める」との談話を出した。2日の定例会見では「国会議論が(TPPの)本質に触れられていない。心配なく経営を続け、農業の生産体制を確立するという思いも(前面に)出ていない」と不信感を示し、農業者の不安を払拭(ふっしょく)する議論を改めて求めた。

 一方、TPPの国会承認反対の立場の石川純雄道農民連盟委員長は「本質的な論議には一切目もくれずに“承認ありき”で進めてきた政府・与党の姿勢は極めて理不尽であり、断固抗議する」との声明を出し、連合北海道の杉山元事務局長は「熟議されていない中での採決は、国民を愚弄(ぐろう)するものであり、怒りを覚える」との談話を発表した。(道下恵次)

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