HOME 十勝毎日新聞社ニュース TPPに賛否両論 衆院特別委が地方公聴会 札幌
   | メール配信登録  twitter facebook |

十勝毎日新聞社ニュース

TPPに賛否両論 衆院特別委が地方公聴会 札幌

  • 2016年10月27日 13時22分

札幌で開かれた衆院TPP特別委員会の地方公聴会

 【札幌】衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会(塩谷立委員長)は26日、札幌市内で地方公聴会を開いた。道内農業や漁業の関係者が意見陳述し、「輸出マーケット拡大に期待」「TPPによって北海道農業は死活的・危機的になる」といった賛否両論が出された。

 意見陳述したのは「東和製作所」(函館)の浜出滋人専務、北海道農業ジャーナリストの会幹事の中原准一酪農学園大名誉教授、北海道漁業協同組合連合会の崎出弘和代表理事専務、北海道農民連盟の山居忠彰書記長。派遣委員は自民党の中川郁子氏(道11区)ら10人。

 中原氏は「道内農業を守る」視点から、関税維持を求めた牛・豚肉や乳製品など農産品重要5項目について「5項目は北海道農業を代表する作物。死活的で危機的状況の中に北海道がいる」と訴え、強行採決のない慎重審議を求めた。

 山居氏は「北海道はわが国最大の農業地域。国の過小な影響評価は地方崩壊の道をたどることになる」と指摘し、拙速に批准はすべきではないと訴えた。

 漁業者の観点からは、浜出氏が世界シェア9割を占める自動イカ釣り機を紹介し、TPPによる市場拡大に期待すると強調、模倣品対策を訴えた。崎出氏はTPPによって鮮魚輸出の可能性が高まると期待感を示した。

 この後、派遣委員との質疑応答が行われ、賛否両論の地元意見を聴取した。
(道下恵次)

観光特集(勝毎電子版)
十勝川白鳥大橋ライブカメラ
とかち観光書店
6~12時 12~18時
24日の十勝の天気
最高気温
4℃
最低気温
-6℃
朝日デジタル

今、なぜ「かちまい」…
ご購読のお申し込み