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十勝毎日新聞社ニュース

ガールズ農場始めます アグリファッション 帯広

  • 2015年12月2日 14時10分

「十勝ガールズ農場」の農場長に就く澤居さんと高野さん(左から)。来春開設を目指す

 農業用衣料・雑貨を販売する「アグリファッション」(帯広市大正本町、橋爪理恵代表)が来春、若手農業女性による畑作農場「十勝ガールズ農場」を開設する。1日付で農業法人を設立、年明けにも市内の農地5ヘクタールを借り、耕作を始める予定。農場長を務める澤居恵利さん(25)と高野華瑠菜さん(25)は「私たちらしい農業ができるようチャレンジしたい」と意欲を燃やしている。

 1日付で設立したのは農業法人「アグリファッショングループ」で、代表には橋爪代表の夫で酪農家の恒雄さん(43)が就いた。同法人の中心事業として、ガールズ農場に取り組む。来年1月から農業委員会を通じた借地の手続きを進め、来春の営農開始を目指している。

 初年度はジャガイモ、カボチャ、スイートコーン、パプリカ、長ネギなどを栽培し、札幌の菓子店や東京の居酒屋チェーンなどでの販売を計画している。今後、JA加入についても条件などを話し合う予定で、販路を確立していく考えだ。

 共同農場長の澤居さんは栃木県、高野さんは苫小牧市の出身。ともに酪農学園大(江別市)を卒業し、新得町立の女性専用の農業体験実習施設「レディースファームスクール」で研修した後、それぞれ帯広の農業生産法人で働きながら、新規就農を志していた。

 独立には資金面や農地確保がハードルになっていたが、アグリファッションが農家からの農地賃貸の話と結び付け、「ガールズ農場」として実現した。同社は「女性が農場を始めたいとき、後継者以外は(農業者の)結婚相手であるしかないとの雰囲気がある。女性が職業人として認められる状況になく、実現する取り組みに意義があると考えた」としている。

 澤居さん、高野さんは「十勝の人のつながりで、すてきなチャンスに出合えた」と感謝する。アグリファッションは、これまで取り組んできた農業体験を含むグリーンツーリズム事業や、キッチンカー等の「幸福駅マルシェ」事業、新規就農支援等のコンサルティング事業などを新しい農業法人に引き継ぐ。

 ガールズ農場開設資金の一部は、インターネットを通じて資金援助を募る「クラウドファンディング」で調達する考え。来年2月末までの目標額は50万円で、農地借地料に充てる。

 同法人代表の恒雄さんは「どこまで地元や、販売先とつながれるかがポイント。たくさんの人と出会い、役立てるようになりたい」と話している。

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