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インフル予防 マイタケに効果 帯畜大も研究参加 帯広

  • 2015年10月24日 14時13分

 【札幌】道立総合研究機構林産試験場(旭川)と北海道情報大学(江別)を中心とした共同研究グループは23日、同試験場が開発した道産マイタケの新品種「大雪華の舞1号」が、インフルエンザ予防ワクチンの効果を増強させる機能性があると発表した。研究には帯広畜産大学なども参加した。特に免疫力の低下でワクチン接種の効果が十分に得られない高齢者や幼児について、このマイタケを日常的に摂取することで免疫力を高められる可能性があるとしている。

 共同研究には十勝から、帯畜大の他、JA本別町も参加した。同試験場によると、新マイタケは道内に多いカラマツを使って、従来品種よりも生産コストを2割削減して開発した。

 食用キノコのマイタケは古くから健康増進の食材として親しまれ、特に食物繊維を構成するβ-グルカンは免疫機能を増す機能性があり、疾病予防などに役立つ食材として有効とみられていた。

 共同研究ではこの機能性に着目。NK細胞(ナチュラルキラー細胞=免疫細胞)の活性が低い30歳以上70歳未満の男女100人を対象に、新マイタケの錠剤をインフルエンザ予防ワクチン接種前後の計12週間食べさせる臨床試験を行い、効果を調べた。

 その結果、インフルB型の抗体が高い値を示すとともに、60歳以上ではA型でも高値となり、錠剤を食べた被験者だけがワクチンの有効性で基準を満たすことが確認された。

 また、試験期間中に風邪症状の緩和性についても調査したところ、錠剤を食べた被験者は頭痛や喉の痛み、鼻水などの症状が軽減され、風邪症状の発生も抑制する可能性を示した。

 今回の成果で「大雪華の舞1号」は北海道機能性食品表示などの活用による北海道ブランドとしてアピールするメリットもあるという。

 同試験場の佐藤真由美研究主査は「道内のマイタケ品種は本州メーカーが多く、道産品種ができることで他との差別化になる。道民の健康面にも寄与できることから、生産者を探して生産量を増やしていきたい」と話している。

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