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閣僚会合に代表団派遣 有塚氏ら16人 JA道中央会 TPP

  • 2015年7月24日 13時57分

 【札幌】米国ハワイ・マウイ島で28日(現地時間)から始まる環太平洋連携協定(TPP)の閣僚会合に合わせて、JA道中央会(飛田稔章会長)などJAグループ北海道は代表団を派遣することを決めた。団員は有塚利宣十勝地区農協組合長会会長ら道内各地区の16人で構成し、飛田会長も同日程でJA全中副会長の立場として現地入りする。

 高橋はるみ知事も23日夜、同会合に合わせて29日~8月1日(日本時間)に現地入りすることを正式発表した。交渉状況に合わせて断続的に政府・与党関係者と会合を持つ。

 これに先立ち、荒川裕生副知事も7月26日~8月3日の日程で現地入りし情報収集する。高橋知事は23日の定例会見で「北海道農業が日本の農業、自給率を支えていることを知事として伝え国会決議の順守を求める」と語った。

 JAグループ北海道が国際貿易会合に合わせて代表団を派遣するのは、2005年に香港であった世界貿易機関(WTO)の会合以来。飛田会長は23日の定例会見で「閣僚会合が、ややもすると最大の大きなヤマ場という思いもある。政府与党への働き掛けを強め、北海道の思いを伝える」と強調した。

TPP交渉で「国会決議順守を訴え続ける」と語る飛田会長

TPP「前のめり」批判
全中副会長辞任も発表 JA道中央会飛田会長

 【札幌】JA道中央会の飛田稔章会長は23日の定例会見で、28日からの環太平洋連携協定(TPP)閣僚会合を前に、甘利明TPP担当相を「大筋合意に向けてかなり前のめりの姿勢を貫いている」と批判し、「期限にとらわれず、国会決議と違うような大筋合意は認められないという立場を貫く」と強調した。

 飛田会長はコメの特別輸入枠などの一部報道を「私どもに情報が一切入って来ず、正しいのかどうか理解に苦しむ。組合員は敏感になっている」と不信感を示した。譲歩も含めた交渉結果の判断について「北海道の農業団体は弱腰ではなく国会決議を守るという思いを前面に出す。現段階で言うべきではないし、心にもない」と力を込めた。

 飛田会長は8月11日付で全中副会長を辞任することを正式に発表し、「辞任する万歳(章)会長の下で副会長を務めており、新しい体制へのスムーズな運営のため」と理由を述べた。今後も理事職は務めるとし、「北海道の会長と理事として、引き続き北海道の立場を発信したい」と語った。

国会決議順守を知事に申し入れ 自民道連と議員会
 【札幌】自民党道連(伊達忠一会長)道議会自民党・道民会議議員会(村田憲俊会長)は23日、道庁で高橋はるみ知事に環太平洋連携協定(TPP)交渉に関する申し入れを行った。情報収集と国会決議順守に向けて政府関係者への強い働きかけを求めた。

 道連の吉田正人幹事長と議員会の田中芳憲幹事長が申し入れ書を手渡した。吉田幹事長は「米国ハワイに足を運び知事として北海道の思いを伝えてきていただきたい」と述べた。

 高橋知事は「交渉が最終段階という認識を新たにしている。思いをしっかり踏まえて交渉したい」と応じた。
(原山知寿子)

農民連など5団体 交渉反対の要望書
 大詰めを迎えた環太平洋連携協定(TPP)交渉で、北海道農民連十勝地区協議会など5団体が23日、中川郁子衆院議員に対してTPP交渉に反対することを求める要望書を提出した。

 提出したのは、同協議会の他、帯広地区労働組合総連合、帯広民主商工会、新日本婦人の会帯広支部、勤医協友の会連絡協議会。

 要望書は、重要5項目の関税維持やISD条項に合意しないことなどを盛り込んだ国会農林水産委員会決議の順守と、交渉反対運動の推進を求めた。

 この日は大浦正志同協議会事務局長ら4人が帯広市内の中川衆院議員事務所を訪れ、要請書を小椋則幸秘書に手渡した。
(長田純一)

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