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春節の宿泊 例年以上 十勝管内ホテルにアジア客

  • 2015年2月18日 14時01分

彩凛華の開催期間中、多言語表記の看板で外国人観光客を歓迎する会場。しかし帯広市内でこのような光景は少ない

 【十勝】春節(旧正月)の大型7連休が18日、中国や台湾など中華圏でスタートした。円安の影響も重なり、十勝管内の宿泊施設では中国観光客の入り込みが好調で、さらなる獲得に力を入れる。一方、帯広市内中心部は例年、期間中に立ち寄る団体客は少なく、歓迎ムードにも店によってばらつきがある。全国では百貨店や個店の春節商戦が熱を帯びるが、管内での恩恵は限定的のようだ。

 サホロリゾートホテル(新得町)の2月の宿泊予約は、春節の影響もあり好調。「前年比4割増の予約状況。新規客も多い」とする。十勝川温泉(音更町)のホテル大平原も「台湾を中心に例年以上の予約。今週末は満室になっている」と手応えを感じている。

 来勝した観光客をもてなそうと、看板などの表記を多言語化する観光地もある。「十勝川白鳥まつり彩凛華」(音更)会場では、春節を含めた祭り期間中、中国語や英語表記の看板で歓迎する。海外の販路拡大に力を入れる帯広物産協会は、直営の「とかち物産センター」(JR帯広駅エスタ東館)で、一部英語表記を加えた。

 一方、帯広市内中心部は冬季、外国人観光客が少なく、歓迎態勢にもばらつきがある。ある個店は「札幌と違い、この時期にアジア圏の客は増えない。売り場の展開に力を注ぐ予定はない」と冷めた印象。この半面、服飾店「メンズセレクション」(帯広市)を経営する、しゃんるるの小畑雄二代表は「今後は海外の需要も積極的に取り込まなくては」と2月中旬から、免税店ロゴシールを店舗入り口に目立つように貼った。

 JTB北海道帯広支店によると、春節は道内周遊型の団体客が多く、管内はワイン城(池田町)やしかりべつ湖コタン(鹿追町)、彩凛華などが主な行き先。その後、他管内に移動するため、帯広市内にまで足を延ばす団体客は少ない。

 また、冬の体験観光も道内に類似した企画が多く、十勝を選ぶ動機付けに弱いのが現状。森下勉支店長は「食や温泉など十勝はよい素材が多い。情報を発信し、いかに道東観光のスタート地点にしていくかが重要」と話す。

観光特集(勝毎電子版)
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