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十勝毎日新聞社ニュース

レスリング 夢かなえ新道場 五十嵐さん

  • 2014年10月31日 14時00分

 【帯広】十勝で唯一のレスリングクラブ「帯北クラブ」(団員19人)代表の五十嵐真人さん(36)が10年来の夢を実現させ、帯広市西17南37に道場を開設した。「帯広レスリングクラブ」も新たに設立し、クラブ登録して来年4月からはこの名称で大会出場などの活動を展開する。五十嵐さんは「十勝から五輪選手を育てたい」と張り切っている。

真新しい道場で団員の練習を見守る五十嵐さん(左)

 「押されたら横に動いて押し返す」「押して落とす」。真新しい道場に五十嵐さんの声が響く。幼児から中学生までの団員は張り切って体を動かした。

 木造2階建て約330平方メートルの建物の2階が道場になっており、12メートル四方のマットや鉄棒、登りロープ、鏡、ブザー、観覧席などを備える。今後、朝から夕方まではフィットネスでの利用も考えている。1階には五十嵐さんが経営するカイロプラクティック「MPTC」や、貸しスタジオ、更衣室などがある。

 五十嵐さんは1978年、帯広市生まれ。帯北高時代にレスリングに打ち込み、自衛隊体育学校では全日本チャンピオンを目指して練習に励んだ。全国社会人オープン大会で58キロ級3位と実績も上げた。

 16年前に帯広へ戻ってカイロプラクターとして働いた。一方で「十勝から五輪選手を」と帯北高レスリング部のマットを借りて子供たちを教え、10年前からは「自前の道場を持つこと」を構想、10月1日に念願の道場を実現した。

 日本のレスリング界は幼い時から英才教育を受け、選手のレベルが高い。「週3、4日の練習で勝てるレベルではない。毎日練習できる環境が必須」と五十嵐さんは感じてきた。クラブの練習は月・水・木曜日の午後6時~同9時と日曜日午後0時半~同5時の週4回だが道場は午後10時ごろまで開放し、毎日個人練習ができる環境となっている。

五十嵐さん(後列右)の指導を受け、新道場で練習に励むクラブ団員の子供たち

 新道場で練習に励む伊藤翔哉君(12)=帯広光南小6年=は「設備が新しくなってうれしい。全国優勝できる選手になりたい」と意気込む。2人の子供を預ける音更町内の野口奈美さん(38)は「子供は体力が付いた。仲間とレスリングを通していろいろなことを学んでほしい」と期待する。

 五十嵐さんは「選手は自立し、自分で考えて責任を取れる人間になり、社会に出て通用するように」と大切に育てていく考えだ。クラブ入団後は月謝2000円と、毎年4月に年会費3000円が必要。問い合わせは五十嵐さん(090・8633・5731)へ。

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