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十勝毎日新聞社ニュース

市街地でミンク捕獲

  • 2014年5月24日 14時18分

鹿追町内の市街地で捕獲されたアメリカミンク(戸部田さん撮影)

 【鹿追】鹿追町の市街地中心部の住宅街で15日、特定外来生物のアメリカミンク1頭が捕獲された。道内には野生化したミンクが広く生息しているとされ、管内ではアライグマ駆除のための箱わなにかかった例があるが、市街地で単独での捕獲例は珍しい。

 発見したのは新町の戸部田富士子さん(68)。自宅近くの路上に黒い動物がいるのを発見。知らせを受けた娘の忍さん(40)が様子を見ていると、「家の横を流れる川の近くで、藻を食べるようなしぐさを見せていた」という。役場に連絡後、忍さんが素手で捕獲して猫用のケージに入れた。捕獲の際に指をかまれて手当てを受けたという。

 町役場が十勝総合振興局などに確認したところアメリカミンクと判明。体長は尻尾を含めて約50センチ。北米原産で、道内にはかつて毛皮のための養殖目的で持ち込まれ、野生化する原因となった。

 町内では然別湖周辺でも目撃されるが、町によると町内での捕獲例はなく「ペットして飼育許可を得ている人もいない」という。

 同振興局によるとミンク単独での捕獲数は公表していないが「昨年度も管内で数頭がわなにかかっている」としている。肉食性で攻撃的な特徴があり、イタチ類の在来種と競合することで、生態系への影響が懸念されている。移動や野外に放つことが外来生物法で禁じられている。

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