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十勝毎日新聞社ニュース

TPP 年内妥結断念「譲歩ならぬ」

  • 2013年12月11日 13時19分

十勝の声 「離脱」判断も必要
運動失速、長期化に懸念

 TPP閣僚会合で交渉の越年が決まったことに対し、十勝の関係者からは交渉脱退の判断や農産物の重要5項目の関税で引き続き譲歩しないよう求める声が出ている。

 TPP問題を考える十勝管内関係団体連絡会議の高橋正夫代表(十勝町村会長、本別町長)は「越年したからといって難航している状況が変わるとは思わない」と、今後も交渉が進まないことを予測。「国益に合わない場合は交渉離脱も辞さない、という政府方針の判断の時期にきているのではないか」と強調する。

 十勝地区農協組合長会の有塚利宣会長は「来年までもつれ込むだろうとみていたが、やはりそうなった」と、越年が予想の範囲内だったとしながら、「最後まで(政府が)重要5項目を守ってくれると信じている。妥協は許されない」と求める。

 全十勝地区農民連盟の山田富士雄委員長は「安倍晋三首相が日本の成長戦略にTPPを入れるのなら、もっと国民に理解してもらえるよう努力すべきでは」と秘密主義の交渉を批判。「貿易交渉は一度妥結したら元には戻れない。来年1月の交渉までに政府も情報を公開するよう考え直してほしい」と要求する。

 交渉が長期化することで反対の動きが失速することも懸念される。10月にTPP交渉参加に反対する意見書を全会一致で採択した帯広市議会では、以前は多くの議員が緑色の「TPP交渉参加反対」バッジを胸に着けていたが、開会中の定例会本会議でバッジを着ける議員は少なくなっている。バッジを着け続けているある市議は「交渉が長引くとともに、意識が薄れているのではないか」とし、「反対の意思は表明し続けなければならない」と話す。
(眞尾敦、安田義教)

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