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重要5項目譲れない 鈴木東大大学院教授がTPP講演

  • 2013年10月9日 14時05分

5品目の重要性を強調する鈴木教授

 「日本の“農”講演会2013in帯広」(全国開拓振興協会主催)が8日、帯広市内のとかち館で開かれた。環太平洋連携協定(TPP)反対論者として知られる東京大学大学院の鈴木宣弘教授が、国を支える基幹作物として小麦や牛肉など重要5項目を守る必要性を説いた。

 同協会は毎年、全国各地で講演会を開いており、今年はTPPで注目される十勝で行った。約200人が参加した。

 自民党の西川公也TPP対策委員長が6日に重要5項目も関税撤廃の検討対象になると発言したことについて、鈴木氏は「化けの皮が剥がれてきた。(政府・与党は)初めから5項目を守る気はなかった」と批判。交渉参加時に「聖域なき関税撤廃を前提にしないと言っていたが、うそだった。絶対守れないのに守れるとうそをついている」と指摘した。

 5項目について「守るべき基礎食料を守ることが大切。それは十勝で皆さんが頑張って作っている品目だ。国民のために、国土のためにも絶対に譲れない」と強調した。

 TPPの交渉内容では「アメリカの巨大多国籍企業がもっと日本でもうけるためのもの」とし、「その片棒を担ぐのか。それとも世界を守るのか。(TPPとは異なる)多くの人が幸せになる経済連携を日本がリードしていかなければ」と提起した。

 北海道経済連合会の近藤龍夫会長も講演し、「5項目の多くが十勝で作られている。国の根本の作物で、守らなければならない」と述べた。(眞尾敦)

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