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十勝毎日新聞社ニュース

TPP一斉に抗議 自治体と各産業界

2013年07月24日 14時03分

TPP参加反対を訴え、拳を上げて団結を誓う農業関係者ら(上士幌町山村開発センター)

 【十勝】マレーシアで開催中の環太平洋連携協定(TPP)交渉に23日午後、日本が参加したことを受けて、十勝では各地で抗議集会などが開かれた。集会は同日午後に上士幌、芽室、更別、本別の4町村がそれぞれ実施し、合わせて1000人近くの町村民が反TPPの気勢を上げた。幕別、豊頃、陸別、浦幌の4町は同日、TPPの問題を啓蒙(けいもう)するチラシを新聞に折り込み、抗議の姿勢を示した。

 行政、農業、経済、消費者など30団体で組織する「TPP問題を考える十勝管内関係団体連絡会議」(代表・高橋正夫十勝町村会長)が管内市町村に呼び掛け、「TPP交渉参加に抗議する十勝管内統一行動」が24日まで各地で行われている。

 交渉入りの当日に管内トップを切って開かれた上士幌町では、町やJA上士幌町、町商工会などで構成する「TPP問題を考える上士幌町関係団体連絡会議」(代表・竹中貢町長)が、町山村開発センターで集会を開いた。農業や労働関係など町内各団体から280人が参加した。

 竹中町長はTPP参加によって、町の農業生産額約160億円のうち、総額110億円の減少を招き、関連産業を含む就業機会への影響は1500人に及ぶことなどを強調。「農業以外でも、私たちの日常生活に関わる大きな問題をはらんでいる」と危機感をあらわにした。西原正行町農民連盟委員長の発声でガンバロー三唱し、気勢を上げた。

 芽室町でも町中央公民館に農業関係者を中心とした220人が参加し、抗議集会を実施した。

 協定内容の問題点をじっくり学ぶ形式を取る集会もある。本別町では町中央公民館に330人が集まった。酪農学園大の中原准一名誉教授を招き、協定の問題点を学び、消費者や建設業、JA女性部、同青年部の代表によるパネルディスカッションを行った。更別村では150人が参加し、映画「モンサントの不自然な食べもの」を上映し、参加者が意見表明をした。

■十勝連絡会議が午後に記者会見
 24日午後には同連絡会議の30団体が帯広市内の十勝合同庁舎で会議を開き、記者会見。音更、清水、広尾の3町が集会を開く他、足寄町は集会開催と街頭でのチラシ配布、帯広市、新得町、中札内村は街頭でチラシ配布、大樹町はチラシの全戸配布をそれぞれ行う。

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