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十勝毎日新聞社ニュース

TPPビラ配り自粛 管内JA困惑 公選法に抵触?

2013年07月19日 13時45分

 【鹿追・士幌】環太平洋連携協定(TPP)交渉がマレーシアで行われる中、十勝管内ではTPPの問題を多くの住民に知ってもらう機会として計画したビラ配りを自粛する事態が相次いでいる。理由はJA道中央会などが参院選公示後に札幌市内でTPPの影響を啓発するビラを配り、札幌市選挙管理委員会から公職選挙法に触れる可能性が指摘されたため。十勝の関係者は、啓発活動をやめざるを得ない状況に困惑している。

 札幌市選管によると、政治活動で選挙期間中に法定ビラ以外を配ることを禁止。問題としたビラにはTPPへの懸念のみが書かれていた。政策に賛成・反対する政治活動であり、副次的に政治活動が目的の団体になり得ると判断し、「公選法に抵触する可能性があるという考え方を伝えた」という。

 JA鹿追町は19日午後に町内のAコープ祭りで、農協職員らが来場者にビラを配る計画をしていた。同JAは「TPPへの関心を高めようと、交渉に合わせて人が集まる時に行いたかったが、問題があると知り、やめることにした」とする。

 JA士幌町も20日に開かれる町内のイベント時に農協や農業委員会、町、町議会などがパンフレットを配る予定だった。「純粋なTPP反対運動を選挙妨害として生活者に誤解されるのを防ぐ」(同JA)として中止に。

 同JAの高橋正道組合長は「今回のビラ配りは純粋なTPP反対活動。なぜ選挙妨害になるのか理解できない。(公選法に抵触する)可能性という言葉はとても曖昧で、はっきりさせてほしい。そもそも農協は政治団体ではない」と憤りをぶつけている。(参院選取材班)

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