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十勝毎日新聞社ニュース

交渉参加表明を歓迎 米国大使館トン首席公使

2013年04月26日 14時00分

「東アジアで増えている貿易に米国も参加したい」と話すトン氏(金野和彦撮影)

「TPP機に将来構想を」
 米国大使館のカート・W・トン首席公使(50)が26日、十勝毎日新聞社を訪れた。インタビューに応じたトン氏は「日本の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加表明を歓迎する」と話し、日本の参加によってTPPの重要性を高め、東アジア・太平洋地域全体に自由貿易を広げていく方向性を示した。十勝については「将来的な競争力が非常にある地域」とし、国際的な経済の環境変化に対応していく重要性を強調した。

 TPPを米国が推進する理由について「輸出だけでなく輸入も含めて貿易を増やすことが、米国の成長に必要」と自由貿易の重要性を訴えた。その上で「TPPの基本構造はアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)。アジア太平洋地域の全ての国が参加する自由貿易協定が最終的な目的」とし、日本の参加でTPPの影響力が高まるとした。

 十勝の印象では「牧場や牛乳工場など資金を賢く使っている。若い人や大学の学生が農業を一生懸命勉強しており、将来を楽観的に感じた。TPPをきっかけに将来構想を考えれば競争していける」。十勝が農産品の関税維持を求めていることに関しては「保護を続けるよう求めるのは当然。TPPは開放度の高い協定を目指した交渉を約束しているが、どうなるかは交渉で判断される」とした。

 トン氏は1962年オハイオ州生まれ。プリンストン大卒。90年に国務省入省後、中国、韓国、フィリピンなどで勤務し2011年から現職。視察には在札幌米国総領事館のジョン・リース総領事が同行した。
(眞尾敦)

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