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十勝毎日新聞社ニュース

自民TPP報告会に不満噴出

2013年04月15日 14時20分

 自民党道連(伊東良孝会長)主催のTPP(環太平洋連携協定)に関する情勢報告会が14日、帯広市内の北海道ホテルで開かれ、同党TPP対策副委員長で農林水産委員長の森山裕衆院議員(鹿児島5区)がTPPの党内外情勢を説明した。安倍首相がTPP交渉参加意向を表明後、同様の懇談会は十勝で初。出席者からは同党や党道連の対応に反発する声や失望する意見が相次ぎ、自動車関税や保険分野の対応を例に安倍政権の「交渉力」を疑問視する指摘も上がった。

党本部の担当者がTPPに関する情勢を報告した自民党道連の報告会

 情勢報告会は党道連が6日から全道各地で行っている。十勝では農林水産業、商工業、消費者団体、行政など管内各界各層のトップや一般参加者を含む約400人が参加。同党からは党道連・議員会TPP問題対策本部長の今津寛衆院議員、地元選出の中川郁子、清水誠一両衆院議員を含む道内選出の衆院・参院議員、道議らが出席した。

 森山氏は2月の日米共同声明について「この時点でTPPは変わってきた。『すべての関税撤廃が前提ではない』と確認できた」と説明。議員有志によるTPPに反対する決議がその後、党の正式機関である「外交・経済連携調査会」を経て、総裁直轄機関となったTPP対策委で「聖域確保ができない場合は脱退も辞さない」という決議になった経過を報告した。「この決議が『錦の御旗』。しっかり守り抜くことが国民への約束を果たすことになる」などと語った。

 会場からは「師走選挙は何だったのか。(自民党への)怒りが充満し、期待は急速にしぼんでいる」「自動車関税や保険、牛肉で譲歩しようとしている政権に交渉力はあるのか」など、厳しい意見や指摘が相次いだ。

 冒頭、十勝地区農協組合長会(有塚利宣会長)の抗議文も読み上げられた。

 懇談会終了後、森山氏は十勝毎日新聞の取材に「われわれが思っていた通り、皆さん大変心配していた。そういうことにならないよう、決議を裏切ることにならないよう頑張り抜く」と語った。

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