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十勝毎日新聞社ニュース

開拓の祖・関寛斎たどる映像が最優秀賞

2013年02月02日 13時54分

 【陸別】陸別開拓の祖・関寛斎(1830〜1912年)の生涯を取り上げた映像作品が、今年度の千葉県メディアコンクールで最優秀賞を受けた。城西国際大学メディア学部(同県東金市)の学生らが制作。陸別でも取材が行われ、史料や風景が登場する作品で、町の関係者も喜んでいる。

没後100周年記念事業で陸別を訪れ、寛斎の足跡を精力的に取材した岡村さん(昨年10月)

 同コンクールは、視聴覚教育の振興を目的に同県教育委員会などが開催。城西国際大の作品は本選に進んだ15点のトップに選ばれ、1月24日に千葉市で授賞式が行われた。

 寛斎は医療と開拓に生涯をささげた地域の偉人で、東金市が出身地。同大卒で現在は日本大学大学院芸術学研究科の岡村智剛さん(24)らがコンクールの出展作品の題材に選び、映像化した。

 作品は「斗満(とまむ)の風にのって−幕末から明治を生き抜いた医師、関寛斎の物語−」で、千葉や長崎、徳島での活躍、73歳で北海道開拓に渡った生涯をたどる内容。岡村さんが中型のハンディーカメラと三脚を持って現地取材し、15分の作品にまとめた。

 陸別には昨年10月の寛斎没後100周年記念事業に合わせて来町。3泊4日の日程で、景色や寛斎資料館、埋葬の地などを精力的に撮影して歩いた。岡村さんは「調べていくうちに、その功績、精錬潔癖の人格に畏怖の念を持った」と話し、寛斎に感情移入していったという。

 コンクールでは全国視聴覚教育連盟の担当者らが審査し、同作品は「オープニングの北海道の景色が美しい。郷土の偉人の一生をよく調べ、コンパクトにまとめた」と高い評価を受けた。作品はDVD化され、同県内の各教育委員会を通じて学校教育に活用される。

 陸別関寛斎翁顕彰会の佐久間幹夫副会長は「陸別では1人で熱心にカメラを回し、作品も風景や雰囲気が、寛斎の心象をよく捉えていた。陸別の子供にも見てほしい作品」とし、岡村さんは「陸別では温かく案内してもらい、いろいろな人に支えられた。あのような魂、人格を持った人が生きていた片りんでも分かってもらえれば」と話している。

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