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十勝毎日新聞社ニュース

天文台にCO2測定機器

2012年03月22日 14時03分

陸別成層圏総合観測室に搬入されたFTIRと、組み立てを確認する森野主任研究員(中央)ら

 【陸別】国立環境研究所(茨城県つくば市)は、りくべつ宇宙地球科学館・銀河の森天文台内の同研究所陸別成層圏総合観測室に、大気中の二酸化炭素(CO2)やメタン(CH4)の総量を測定する「高分解能フーリエ変換分光器」(FTIR)を導入する。既に設置作業が始まっており、試験などを経て1年ほど後に本格稼働させる予定。データの蓄積により、陸別上空や北海道における炭素循環研究に役立てる。

 FTIRは地球大気から届く赤外線を観測し、CO2やメタンのカラム量(単位面積上の分子総量)を算出する。太陽の方向を、アンテナが自動追尾する。地球温暖化に関わる情報を高精度で観測する計画で、従来通り紫外線の研究にも役立てる。

 また、GOSAT(観測衛星)などが収集するデータと、これら地上での観測データを照らし合わせて検証する。

 つくば市の同研究所にあったFTIRを昨年12月にドイツに返送し、新型を陸別に配置した。21日に同観測室に機器が到着、23日までに組み立て、26〜28日に光量調整や試験を行う。

 同研究所の森野勇主任研究員は「炭素循環の解明や、衛星観測の検証に役立てたい」と話している。

 今回と同性能の機器は現在、同研究所、佐賀大学が取り入れている。陸別では名古屋大学太陽地球環境研究所がFTIRを導入し、有害紫外線のモニタリングなどを実施している。

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