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十勝毎日新聞社ニュース

南極で活動 空井さんが帰町

2012年03月21日 14時04分

 【陸別】文部科学省の第53次南極地域観測隊(山岸久雄観測隊長、65人)の隊員として派遣されていた空井猛壽(たけとし)さん(46)=陸別町教委主任主査=が20日夜、帰町した。重機オペレーターとして昭和基地での作業をこなした空井さんは、町役場で町民有志の歓迎を受け、時に半日以上に及んだ作業の厳しさなど現地での様子や苦労を振り返った。

お疲れさま−。町民の歓迎の中、第54次隊候補の遠野さん(右)から花束を受け取る空井さん

 国立極地研究所(極地研、東京)から町内の民間研究グループ・町しばれ技術開発研究所(しばれ研、佐藤秀昭所長)に派遣要請があり、町が空井さんに白羽の矢を立てた。

 越冬隊とは違い、現地が夏季の短期間、集中的に研究・作業を行う「夏隊」への参加。空井さんは昨年12月23日に昭和基地に到着後、同基地で建築土木を担う機械担当の重機オペレーターとして活動、自然エネルギー棟などさまざまな施設の一部設営に従事した。

 作業物資などを運ぶ南極観測船「しらせ」が悪天候で18年ぶりに着岸できず、「予定通り進まない部分もあったが、52次隊の残した資材で与えられた作業をこなした」。気温は氷点下5度からプラス5度。「空気が澄んで、日本とは空の色も違って感動した。万人が行けない場所で作業をできたのは一生の思い出」という。2月19日まで作業し、3月19日に帰国した。

 20日は町民約30人の歓迎を受け、笑顔で帰町。第54次隊候補の遠野菊夫さん(53)から花束、澤村壽展教育長からねぎらいの言葉を受けた。空井さんは「不測の事態もあったが、新しい仲間もでき、良い思い出になった。今後、町民に体験を伝えたい」と述べた。

 しばれ研からは、町出身の斎藤健さんが第35次隊(1993年11月〜95年3月)と第47次隊(2005年10月〜07年3月)の越冬隊に参加している。

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