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十勝毎日新聞社ニュース

コクワワイン復活、限定発売

2012年03月19日 14時09分

 【中札内】JA中札内村(山本勝博組合長)が中札内産のコクワの実だけを使った希少性の高い「コクワワイン」を製造し、販売を開始した。2009年にいったん製造を取りやめたが、愛飲者の強い要望に応えて再度製造に踏み切った。今年度は1000本限定で販売している。

ファンの要望に応えて再び製造・販売されたコクワワイン

 村内では、コクワは山に自生しているのをはじめ、農家や一般家庭の庭木としても育てられている。1980年代、「村地場産業を進める会」(当時)が中心となって村の特産品として果実酒の開発に取り組み、同会が村民から買い取ったコクワの実を北海道ワイン(小樽市)に製造を依頼。リキュール酒「ピョータンの詩」を経て、90年にコクワワインが誕生した。

 同ワインは、ほど良い甘みと爽やかな香りに、希少感も加わって村の代表的な特産品となり、多くのファンを獲得した。

 同会の解散で98年から同JAが事業を引き継いだが、コスト高や嗜好(しこう)の変化などで売り上げが落ち、同時に原料のコクワの実の収量も年々減少。全盛期の91年には5358キロが集まり、レギュラーサイズ(720ミリリットル入り)、ハーフサイズ(360ミリリットル入り)合わせて1万1400本を造ったこともあったが、2008年は原料が10分の1以下の470キロにとどまった。同ワインは09年を最後に製造を終了した。

 しかし、愛飲者から惜しむ声や、観光客の問い合わせが同JAに続々と寄せられ、山本組合長は「期待に応えたい」と再製造を決断。昨年10月の1カ月間、村内で収穫したものに限定してコクワの実を買い取り、約500キロが集まり、1000本が製造された。

 山本組合長は「昨年は不作だったが、今年は早い時期から買い取りを呼び掛けるなどして原料を確保し、製造量を増やしたい」としている。

 レギュラーサイズ1本1580円。同ワインへの問い合わせは同JA販売促進部(0155・67・2119)へ。

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