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十勝毎日新聞社ニュース

帯広畜大が観光スポットに

2012年02月26日 14時21分

 十勝バス(野村文吾社長)は今年、「定期観光バス」の訪問先に、帯広畜産大学(帯広市稲田町西2線、長澤秀行学長)を加える。帯畜大では、地域住民が「畜大牛乳」を買い求めたり、管内外からの視察団が訪れたりするケースは多いが、一般の観光客の受け入れは初めてで、「大学をアピールするチャンス」(長澤学長)ととらえている。

帯畜大が訪問先の1つとなる十勝バスの「定期観光バス」(2011年7月)

 定期観光バスは、管内観光地を手軽に巡ることができるツアーとして十勝バスが1981年から毎年実施し、管外の観光客を中心に、昨年は約1800人の利用があった。

 利用客から「撮影スポットを」との要望が多い中、十勝バスはこれまで回っていなかった場所を検討する中で、帯畜大構内のシラカバ並木や大学生協のオリジナル商品が「観光資源になると考えた」(長沢敏彦旅客事業本部長)。

 大学構内には、家畜感染症予防などの観点から立ち入りが制限される場所があるため、十勝バスと帯畜大では観光客の動線などを調整している。滞在時間は現時点で、15分ほどの予定。

 長澤学長は「観光客来訪に合わせて、来て良かったと思われる企画を考えたい」とし、大学生協の菅原憲一専務理事も「産学官連携で生まれた加工食品などを売り場に取りそろえたい」とする。

 十勝バスの長沢旅客事業本部長は「70年の歴史ある地元の大学を新たな観光スポットとして全国に発信できれば」と話している。

 今年の計画では、7月1日〜10月31日まで4カ月間にわたり毎日運行。1日、半日、午後の3コースのうち、1日と半日の両コースで、7〜9月の月曜日〜金曜日と、10月の毎日に帯畜大が訪問先の1つとなる。

 定期観光バスは帯畜大のほか、旧幸福、旧愛国の両駅や、管内の観光ガーデンなども巡る。各コースの時間と価格は、1日が午前8時半ごろ〜午後5時半ごろで大人5000円。半日が午前8時半ごろ〜午後1時半ごろ、午後が午後1時半ごろ〜午後5時半ごろで、それぞれ大人3200円。問い合わせは十勝バス(帯広駅バスターミナル=0155・23・5171)。

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