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十勝毎日新聞社ニュース

陸別から再び南極観測隊候補

2012年02月22日 14時18分

 【陸別】文部科学省の第54次南極地域観測隊員候補に、陸別町内の会社員遠野菊夫さん(53)=石橋建設土木部重機主任=が選ばれた。27日から長野県で行われる冬期総合訓練に参加する。派遣が決まれば、陸別関係者の観測隊への参加は2期連続3人目となる。

記者会見で関係者の激励を受ける遠野さん(左から3人目)。左から佐藤所長、金澤町長、右は石橋専務

 南極地域観測隊には現在、陸別町教委主任主査の空井猛壽(たけとし)さん(46)が設営区分の機械担当として派遣され、高い評価を受けている。今回は観測隊を派遣する国立極地研究所(極地研、東京)から、共同研究などでつながりの深い民間研究グループ・町しばれ技術開発研究所(しばれ研、佐藤秀昭所長)に再び要請があり、遠野さんが手を挙げた。観測隊への派遣は、ほぼ間違いないという。

 遠野さんは1958年、根室管内別海町生まれ。町内の林業会社などを経て2003年から石橋建設(石橋勉社長)に勤務。重機の運転やメンテナンスを得意とする。

 「心の隅で行ってみたい気持ちもあった。空井さんの影響もあった」(遠野さん)とし、妻のみゆきさん(51)の勧めや職場の理解もあり、訓練への参加を決めた。27日から3月2日まで、長野県乗鞍高原でロープワークやクレバス脱出訓練などをこなす。

 越冬隊とは違い、現地が夏季の短期間、集中的に研究・作業を行う「夏隊」への参加。昭和基地から南極点方向に1000キロほどの「ドームふじ基地」で天文観測施設の建設に当たる見通しだ。

 金澤紘一町長は「陸別の寒さのノウハウを発揮して」と激励。石橋建設の石橋堂裕専務は「南極での経験を会社に生かして」と話している。遠野さんは21日午後、役場で記者会見に臨んだ。

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