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十勝毎日新聞社ニュース

非常時に上水道と簡水接続へ

2012年02月21日 14時15分

 【本別】町は新年度、非常時に備え、市街地を給水区域とする上水道と、農村部の勇足、美里別の両簡易水道(簡水)を接続する計画でいる。昨年夏の大規模な断水事故を受け、バックアップ機能を検討しており、既存の水道管をつないで緊急時に給水し合う。道によると、事業が異なる上水道と簡水の接続例は珍しい。

 町内には本別川を水源とする本別上水道の他、地下水や湧水を水源とする勇足、美里別、仙美里の3つの簡易水道がある。水道法は給水区域の重複を認めていないが、災害や事故など非常時に限れば互いに供給できる。町は連絡管を埋設し、バルブで給水を調整する方法を考えている。

 本別上水道は町共栄で勇足簡水と、弥生町と栄町では美里別簡水とそれぞれ水道管が近くに埋設されており、計3カ所で接続する計画。直径5〜10センチの水道管を埋める。新年度予算案に事業費約280万円を盛り込む。

 町内では昨年8月、上水道の水道管が工事で破損し、市街地全域の2835世帯が最長約9時間断水した。町議会で非常時の対策を求める声があり、町側が手法を検討してきた。

 接続により、学校や病院施設が集中する弥生町など市街地の約7割の給水をカバーでき、残りの地域に給水車を集中配置するなど効率的な対応が可能になる。地形や水圧の関係で勇足と美里別側への給水は一部になる見込み。仙美里は水道管の埋設箇所が離れているなどで接続しない方針。

 道環境推進課は、同様の例は自治体をまたいで接続する1カ所のみで「緊急時の対応の1つとして有効」とする。町は「昨年のような事故や水質事故が万一起きても、市街地に給水が可能になる」としている。

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