十勝毎日新聞社ニュース
地域おこしへ 2月11日「幸福駅」まつり

幸福冬の駅祭りをPRする川原実行委員長(右)と山木さん
帯広市幸福地区の住民有志が2月11日、旧広尾線の幸福駅で手作りイベント「幸福冬の駅祭り」(実行委員会主催)を開く。「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズでブームを巻き起こしてから約40年。同駅を再び地域おこしの拠点にしようと初めて企画した。川原英博実行委員長は「幸せをイメージさせる幸福駅で、ぜひ幸せを味わって」と来場を呼び掛け、地域一丸で準備を進めている。
同駅は、1973年3月放送のNHKの番組「新日本紀行」で、「幸福への旅 帯広」として取り上げられた。これを機に、沿線の愛国駅と併せて「愛の国」「幸福」の駅名が注目を集めるように。「愛国から幸福ゆき」の切符が一大ブームになるなど、鉄道ファンに限らず広く知られるようになった。
同地区住民の間では、ブームから40年近くが経過し、「改めて(同駅を)注目される場所にしよう」との思いが高まっていた。同番組で妹の嫁入りが取り上げられ、自ら番組にも出演した山木輝雄さん(70)と、川原実行委員長が地区住民に呼び掛け、同駅を再び発信する企画を練った。
同駅を舞台に、住民手作りのイベントが行われるのは初めて。地区内47戸のほとんどが企画や準備に携わっており、「地域おこしに向け、住民一丸で取り組んでいる」(山木さん)。川原実行委員長は「住民が改めて地域の宝に気付き、団結できた。多くの人にも住民が誇る地域の良さを知ってもらいたい」と期待を込める。
当日は、スノーモービルでラフティングボートをけん引し、雪原の延長1キロのコースを走る「スノーラフティング」(1回500円)をはじめ、ジャガイモの袋詰め放題(400円)やお汁粉・甘酒無料配布など、趣向を凝らした催しを繰り広げる。午前10時〜午後2時(荒天中止)。
同地区では、イベントを恒例行事にすることも検討している。川原実行委員長は「まず今年を成功させ、徐々に内容を充実させていくことができれば」と張り切っている。



