十勝毎日新聞社ニュース
小麦粒「まる麦」で十勝農業PR ネット立ち上げ
製粉前の小麦粒「まる麦」の料理を通して十勝農業への理解を深めてもらおうと、管内の若手農業者らが「まる麦ネットワーク」を立ち上げた。第1弾の事業として、参加団体でもある帯広畜産大の学生サークル「あぐりとかち」(火ノ川祐貴代表)が、23日に帯広市内で開かれる「秋のホコテン」の会場に小麦畑を再現する。

「まる麦ネットワーク」を連携して立ち上げた管内農業グループの若者たち
まる麦料理は、若手農業者らの「十勝おやじの背中を超える会」(通称・おやせな)が2年前から提唱。管内外の10店がメニューに取り入れたほか、北の屋台などでフェアやイベントを開いてきた。
ネットワークは十勝の食や農に興味を持つ仲間に活動を広げようと、おやせなが呼び掛けた。12日に帯広市のとかちプラザで会合を開き、市内外の6団体15人が集まり、今後の活動の方向性などを話し合った。
代表などは置かない緩やかな連携体とし、生産者と消費者を結んで、十勝農業の価値を広く理解してもらうことを目指す。まる麦メニューを提供する新規店舗を開拓し、イベントを通してまる麦の認知度を高めていく。
23日は「まる麦プロジェクト2011」の始動として、あぐりとかちが出店する。芽が出た状態の現在の秋まき小麦畑を会場に再現し、まる麦を煎った「小麦茶」を提供、まる麦入りのうどんも販売する。製粉などの体験メニューも検討している。
火ノ川代表(22)は「自分たちが住む土地を自慢に思ってもらうことが目標。来場者に少しでも麦のことを知ってもらいたい」と話している。
ネットワークに参加した芽室町の農業者グループ「夢希掴(ゆめきかく)」の柏葉真伸代表(29)は「農業に携わる若い人たちがつながることが素晴らしい」、市内の若手農業者で作る「農業本気塾」の櫻井浩章代表(29)は「人脈が広がり、刺激になる。自分たちが開くニンニクのイベントでもまる麦をPRできたら」と抱負を述べていた。
その他の参加団体は次の通り。
▽Crops(堀田隆一代表)
▽帯広畜産大・畑作サークル(木目澤賢一代表)
▽NPO法人コミュニティ・シンクタンクあうるず・ひよこデザインプロジェクト



