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十勝毎日新聞社ニュース

楽しい夏休み過ごして 福島の小学生4人が十勝に到着

2011年07月24日 14時24分

 チェルノブイリ原発事故汚染地域の子供たちの保養運動を続けてきた関係者が、東京電力福島第1原発の事故で放射性物質が放出された福島県の子供たちを受け入れる活動の第1弾として23日、小学生4人(うち1人は茨城県に避難中)がとかち帯広空港に到着した。4人は「マスクを外して外で遊べる」「安心して食べることができる」と管内の里親3家庭と笑顔で対面、8月28日まで約1カ月の保養で夏休みを過ごす。

とかち帯広空港で里親に迎えられた福島県の小学生4人

 ベラルーシ共和国の子供たちの里親をこれまで4〜18年間続けてきた経験がある安藤御史さん(上士幌町)、時田ちず子さん(幕別町)、沖中栄子さん(芽室町)の3家庭が今回の里親になった。

 午後3時35分に空港に着いた伊藤君(郡山市、小6年)、藤橋君(同、小6年)、佐藤君(いわき市、小5年)、今井君(いわき市から茨城県東海村に避難中、小5年)は、里親に迎えられて「よろしくお願いします」とあいさつした。

 帯広市内のレストランで歓迎会に臨み、伊藤君は「遊ぶ場所は(汚染濃度が)高い所はシートで覆われ、ボールがそこに入ると子供は取りに行けなかった。外に出るときにはマスクと長袖、長ズボンで熱中症になった。ここに来て安心して野菜も食べることができる」とほっとした顔をした。藤橋君も「外遊びは学校で禁止だった。マスクを外せた」。佐藤君は「釣りとかやってみたい」、今井君は「空手もやってみたい」と意欲を見せていた。

 活動の中心になっている安藤さん(医師)は「チェルノブイリ事故では居住禁止になる汚染レベルの場所に福島県内の子供たちは住んでいる。安全なものをたくさん食べさせたい」と語り、熱気球の体験など楽しい夏休みを準備している。今回の交通費(約16万円)は賛同者の寄付金で賄っている。保養運動は冬休み、春休みにも実施する予定で、募金と里親を募集している。問い合わせは安藤さん(01564−2−5678、はげあん診療所)へ。(横田光俊)

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