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十勝毎日新聞社ニュース

友人らが「草森紳一」回想集

2011年01月06日 14時27分

 音更町出身の著述家草森紳一さん(2008年死去、享年70)の友人と仕事仲間による回想集「草森紳一が、いた。」が出版された。著名な編集者、作家、漫画家、写真家ら70人が寄稿し、「知の巨人」と称される草森さんの実像を伝えている。

友人らが寄稿した回想集「草森紳一が、いた。」

 編集・発行人は、草森さんと長年連れ添った東海晴美さん(東京都在住、編集者)。巻頭では詩人高橋睦郎さんの追悼詩と、写真家・大倉舜二さん撮影の草森さんの写真の数々を掲載している。

 寄稿では友人の矢崎泰久さん(元編集者)が、自ら編集長を務めた「話の特集」(1965〜95年)で草森さんが手塚治虫批判を展開し、手塚さんが対抗して漫画を同誌に連載するようになったいきさつなど、興味深いエピソードを紹介。

 帯広市出身で文芸誌の投稿を通じ交流のあった神谷忠孝さん(道立文学館理事長)は「草森の蔵書感」と著書の一文を取り上げ、実弟の英二さん(音更町在住)は俳優の三國連太郎さんが草森さんの映画評をいたく気に入り、脚本を依頼した話などをつづっている。

 このほか、ジャーナリストの故ばばこういち氏、評論家の紀田順一郎氏、デザイナー三宅一生氏、実家の書庫「任梟廬(にんきょうろ)」を設計した建築家山下和正氏、漫画家夏目房之介氏ら著名人が寄稿。十勝関係者では帯広柏葉高同期の及川裕氏、デザイナー吉田政勝氏、幕別町出身のジャーナリスト和多田進氏が在りし日の草森さんを振り返っている。

 東海さんは、「(亡くなった)草森さん自身が、本や回想集の行方を楽しんで見ていたと思う。一人ひとりの熱い思いがあってこそ、出来上がった本」と話している。A5判、全525ページ。1000部印刷。希望者に1冊3300円(送料込み)で頒布する。申し込みは晴美制作室にファクス(03−3487−7278)かEメール(info@harumi−inc.com)で。

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