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十勝毎日新聞社ニュース

新発見の連続…壁新聞づくりに熱中

2010年11月01日 14時40分

 帯広大空小の助川麻衣さんは化石や動植物、アイヌ文化など興味を持った物事についてとことん調べ、関連する新聞記事をスクラップしたり、わかったことを壁新聞にまとめている。「(新聞記事を)書いているときに、今までやってきたことを振り返ることができる」と麻衣さん。これまで製作したスクラップや壁新聞は麻衣さんの成長の証しでもある。1日から7日はNIE(教育に新聞を)週間−。

これまでに取り組んだ壁新聞やスクラップを前に笑顔を見せる麻衣さん

 麻衣さんと新聞とのかかわりは2年生のころから。その夏休みに帯広百年記念館で埋蔵文化財展「発掘された日本列島2007〜新発見考古速報展」が開催された。化石に興味のあった麻衣さんは展覧会に足しげく通い、関連記事を1冊のノートにまとめて夏休みの自由研究として提出した。当時の担任教諭に「全十勝小中学生新聞スクラップコンクール」への出品を勧められて応募したところ、最優秀賞を受賞。3年生、4年生でも同賞に選ばれた。

 麻衣さんの興味はどんどん広がり、土器を調べているうちにアイヌの人々の暮らしや歴史が知りたくなった。3年生のときに初めて壁新聞「アイヌ新聞」を製作。取材から記事の執筆、レイアウトまですべてを一人で手掛けた。図書館で新聞について調べ、リード(前文)の大切さや見栄えが重要ということも学んだ。

 昨年の「わがまち新聞コンクール」で十勝毎日新聞社賞を受賞した「自然を守ろうプロジェクト」はおよそ1年を掛けて完成させた。外来植物や外来生物について調べ、十勝支庁の担当者へのインタビューも行った。「自分が知っている言葉でも読む人にはわからないこともあるので、わかるように書くのが大変」と、自己満足ではなく、読者を意識した新聞づくりに取り組む。毎週のように参加している自然観察会でもメモ帳とカメラは必需品だ。

 小学校教諭の母親の真澄さん(36)は「多方面から調べ、客観的に物を見ることができるようになった」と麻衣さんの変化を語り、「子供のおかげで親もいろんなことを知ることができた。学習の基本はやはり体験することなんだと身をもって感じた」と話す。

 「将来は国語の先生か学芸員になりたい」という麻衣さん。一つの事柄を調べているうちに新たな発見をし、次から次へと興味を広げていく麻衣さんの可能性はまだまだ膨らんでいきそうだ。

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