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十勝毎日新聞社ニュース

旧狩勝線ミュージアムがオープン

2010年09月08日 15時04分

 NPO法人旧狩勝線を楽しむ会(武田英一理事長)が、旧新内駅の寝台車を使って鉄道史料などを展示している資料館を改装し、7日、「旧狩勝線ミュージアム」としてリニューアルオープンさせた。これまでの資料を再整理して並べ、在りし日の同線の姿を150分の1スケールで再現したジオラマも制作。かつて現役で同線での業務に携わった人らから寄せられた写真の展示会「狩勝戦士」(26日まで)も開かれている。

急こう配などを忠実に再現した鉄道模型

 同会は旧狩勝線の鉄道遺産を保存、活用しようと立ち上がり、今年で8年目。3年前からエコトロッコ、昨年からはシーニックカフェの運営も手掛けている。資料館はこれまで同線に関係する資料や写真、道具などを展示していたが、太陽北海道地域づくり財団(札幌)の助成を受け、内装を化粧直しした。

 目玉は、1000メートル進んで25メートル上るという同線の急こう配と同じ斜度を再現するなどした鉄道模型。同ミュージアムの館長で鉄道模型歴40年以上という増田秀則さん(46)が車両の改装からほぼ一人で手掛け、走路部分まで模型を完成させた。

在りし日の狩勝線の姿を伝える写真展

 「空想のジオラマなら作るのは簡単」と増田さん。トンネル内に蒸気機関車(SL)の排煙を引き込まないように設けられたカーテンなどが珍しい狩勝トンネルの入り口や、狩勝信号所など特徴的な部分を再現するため、手元の写真や資料では分からない部分は実際に足を運び、採寸するなどして制作した。

 写真展は、峠越えするSLの雄姿や、鉄道が走っていた当時の新内地域の住民の集合写真など約40点が寝台車の中で展示されている。入場料100円。午前9時半〜午後4時半。今月は15日のみ休み。10月は土・日曜日と祝日のみ開館。

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