十勝毎日新聞社ニュース
道産材100%ツーバイフォー住宅完成
NPO法人「北海道住宅の会」(林芳男理事長)と十勝2×4協会(赤坂正会長)が帯広市西3南24に建築していた道産材100%使用のツーバイフォー工法によるモデル住宅が完成し、28日午前10時から現地で完成見学会が開かれた。両団体によると、すべて国産材を使用したツーバイフォー建築は全国初。見学会ではスタンプラリーや道産材について学ぶミニセミナーも催され、大勢の来場者でにぎわった。

道産材を100%使用したツーバイフォー工法のモデル住宅を見学する来場者
ツーバイフォー工法は規格や価格面で輸入材が大半を占めるが、近年の木材加工技術の向上、管内の高いツーバイフォー住宅のシェアなどを背景に「十勝産」で建築することが企画された。
林野庁の「地域型住宅づくり支援事業」を活用、道産材普及を推進する両団体、丸十木材(帯広市)、道立林産試験場など7団体が携わった。
十勝産のカラマツやトドマツを使い、幕別町のオムニス林産協同組合の工場で建築材を加工した。管内事業者が建築したモデル住宅(2階建て、延べ床は134平方メートル)は床、階段、手すりのほか、断熱材にも道産材を使用、木のぬくもりやにおいを感じることができる。一般住宅よりコストは5%程度の増。今後は丸十木材のモデル住宅に活用する。
林理事長は「森と人との共生の歴史を理解してもらうためにも道産材の活用は意義のあること。モデル住宅の見学を通じて多くの人に道産材を身近に感じてもらえれば」と話していた。
同日は、道産木材を使った管内のモデル住宅やケアホームを巡る見学バスツアー(北海道緑の産業再生協議会主催)の40人も訪れた。



