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十勝毎日新聞社ニュース

特産販売へネット「市場」開設

2010年08月26日 14時32分

 農商工連携の促進に向け、上士幌町商工会(長屋光男会長)は26日、インターネット上で町内の特産品を販売する「十勝かみしほろん市場」を試験的に開設した。管内では広尾町商工会が別途に協同組合を設け、同組合で運営する「ひろお産直市場」に続く取り組み。町が運営するブログポータルサイト「かみしほろん.com」とリンクさせ、町やJA上士幌町、町内事業所と連携、特産物などの販路を模索する。

上士幌町商工会が試験的に立ち上げたネットショップ「十勝かみしほろん市場」

 町は昨年、国の交付金を活用し、農商工連携に向けたコーディネーターの配置業務を町商工会に委託した。商工会は今年2月、農商工連携専門員として三宅秀典さんを採用。三宅さんは農業者と商工業者の“橋渡し役”として、新商品開発の提案などに取り組んでいる。

 町や商工会は、地元特産品などを集める道の駅などがないことや、製品の付加価値が高くなりづらいことを課題として抽出。初期投資を必要としないことに加え、「かみしほろん.com」の閲覧数の多さからリンクで一定程度の閲覧も見込めることから「市場」を立ち上げる。

 「かみしほろん.com」には、コンビニ決済などネットショップに必要なシステムが備わっている。町は商工会に、同システムを無償で提供。ネット上の「市場」と「かみしほろん−」とをリンクさせる。

 取扱商品は現時点で60点を超え、Aコープ上士幌店ルピナの十勝ナイタイ和牛、JA上士幌町の大正金時や小豆、十勝しんむら牧場のミルクジャムなどが並ぶ。クレジットやコンビニ、銀行振り込みで決済し、全国各地に発送(有料)する。

 三宅さんは「ネットショップはあくまで販路開拓への手段の1つ」と、実証実験であることを強調。「今後、初期投資を賄うことができるのなら、(道の駅などの)固定資産のために投資することもあってよいのでは」と話している。

 「十勝かみしほろん市場」のURLはhttp://shop.kamishihoron.com/ichiba

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