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高木美帆選手 地元で氷上練習 「高校でも全距離挑戦」

2010年08月25日 14時55分

明治北海道十勝オーバルで氷上練習を開始した高木美帆(左)。右は姉の菜那

 バンクーバー五輪スピードスケート代表の高木美帆選手(帯南商高1年)が24日、明治北海道十勝オーバルで今季国内で初めての氷上練習を行った。「全部の距離を滑れるようになりたい」と高校でもオールラウンドに取り組むことを宣言。目標とするワールドカップ出場は短距離でも長距離でも構わない。再び世界に挑戦するため、フォームの改造にも取り組んでいる。

 17日に米国、カナダでの全日本ジュニア強化合宿を終えて帰国。13〜15日にカルガリーで行われたサマークラシック競技会では中総合(500メートル、1500メートル、1000メートル、3000メートルの4種目合計)で162.234の日本ジュニア新、日本高校新記録を樹立するなど成果を見せた。

 五輪選考会で3種目の表彰台に上がり、距離を問わず才能を輝かせてきた高木。今後どの距離に重点を置くかが注目されたが、「中距離に絞るとしても3000メートルは最低滑れないといけないし、スプリントの力も必要。そうなると全部を滑れるようにしたい」と引き続き全距離に力を入れる。東出俊一監督も「長い距離から短距離に転向していい結果を残す選手もいるし、早くからスプリントに絞るのは得策ではない」と話す。

 北米合宿から全日本ジュニアの白幡圭史監督の指導でフォーム改造に着手。東出監督も賛同して取り組んでいる滑りは、男子選手のように一度力をためてから氷を押すもので、パワーを使うが強力な推進力が得られるという。「車に例えるなら今までは高性能のミニバンだった。海外勢と戦うために排気量を上げながら、燃費よく滑るためのフォームが必要」と東出監督。

 「なるべく早く自分のものにしたい。オーバルのおかげで合宿が終わってから期間を空けずにチェックできるのでありがたいです」とうなずく高木選手。ソチ五輪への仕切り直しのシーズンで、滑りをさらに進化させるつもりだ。

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