十勝毎日新聞社ニュース
ペットボトル900本使い子供みこし完成
新得神社氏子会(古川盛会長)の柴田信昭副会長ら有志5人が、ペットボトル900本を使って子供みこしを製作した。バッテリーを搭載し、電飾モールも光るきらびやかさ。9月8日の同神社秋季例祭で町内の小学生が担いでお披露目する。

900本分のペットボトルで造った子供みこしと柴田さん(右)、飯田宮司
町議会議員でもある柴田さんが2008年、友好都市・山形県東根市の市制50周年記念で同市を訪ねた際、子供たちが担いだペットボトルのみこしを見て、「新得の子供にも担がせてあげたい」と製作を決意。帰町後、準備を進め、昨年同市を訪れた他の訪問団には、参考とするための写真撮影も依頼した。
柴田さんが、義兄で物づくりにたけている札幌市の森道政さん(69)に相談。森さんは製作のため今年5月末から町内に住み、他の有志らとともに6月から、古川建設の作業場で製作に入った。
ペットボトルは町の処分場から分けてもらった。「同じ容量でも形状が違い、同じ数を組み合わせても大きさが違ってくる」(柴田さん)など苦労も多く、形をそろえるため大量に同じ飲料を購入、すべて飲み干すという“努力”も。接着剤でつなぎ合わせ、強度を出すため接合部には切り込みを入れる工夫もし、約2カ月かけて完成させた。
幅、奥行きが各約1メートル、高さ約1.8メートルで、屋根の上には鳥の飾りものせた。中には御幣とお札、軽自動車のバッテリー。輪郭が分かるよう施した発光ダイオード(LED)の電飾モールが光る。「子供たちの喜ぶ顔が早く見たい」と同神社の飯田雅泰宮司。柴田さんは「造っているうちに、もっと手の込んだものにしたくなった。担いでもらって課題を探し、次作に反映させたい」と意気込んでいる。



